英語初心者におすすめの文法本11選【選び方・レベル別おすすめ本紹介】

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英語学習
さおり
さおり

こんにちは!
大卒→公立中学校英語教師(5年間)→退職→トロントでワーホリ(2019年6月~2020年4月)をしていたさおりです!

一人でふらっと海外バックパッカー旅行するのが好き。
2019年9月~10月中南米一人旅(アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、エクアドル、ブラジル)
Twitter: @SaoriEEDnew1
   

・中学英語レベルから文法の基礎を固めたい!おすすめの問題集が知りたい!

こんな英語初心者に向けて文法本の選び方とおすすめを紹介する記事です。

この記事の信憑性

書いているのはこんな人

・元中学英語教師
・日本生まれ日本育ち
・学生時代の留学経験なし
・高校時代初めて受けたTOEICは530
・英検準1級取得



自分に合った問題集を選んで、最速で基礎文法をマスターしましょう!

  1. 英語初心者が文法本を選ぶ5つのポイント
    1. 0:参考書は選ぶな!問題集を解け!
    2. 1:問題のレベルが自分に合っているか
    3. 2:解説がわかりやすい言葉で書かれているか
    4. 3:問題量が自分のキャパに合っているか
    5. 4:見た目(色使い等)が自分に合っているか
    6. 5:実際に手に取って確かめる
  2. レベル別!英語初心者が文法を勉強するときにおすすめの本11選
    1. 中学時代のテストが40点未満だった人向け問題集3選
      1. 中学英語をもう一度わかりやすく。
      2. 【CD付】 Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル
      3. 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本
    2. 中学時代のテストが平均点近辺の人向け問題集3選
      1. 中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集
      2. くもんの中学英文法―中学1‾3年 基礎から受験まで (スーパーステップ)
      3. 中学校3年間の英語を10時間でやり直す本
    3. 中学時代のテストが80点以上の人向け問題集3選
      1. これでわかる英文法中学1~3年―新学習指導要領対応 (中学これでわかる)
      2. 中学英文法 新装版 (中学ニューコース問題集)
      3. 中学 自由自在問題集 英語: 基礎から難関校突破まで自由自在の実力をつけるスーパー問題集
    4. 英語が得意な高校受験生・高校生以上向け問題集2選
      1. 英文法レベル別問題集 2基礎編 改訂版 (東進ブックス) 
      2. くもんのハイレベル中学英語―文法・作文 スーパーステップ 
  3. 英語初心者の文法やり直しに大切なのは根気と継続
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英語初心者が文法本を選ぶ5つのポイント

light bulb

この記事を読んでいる人は、学生時代に英語で挫折したり、日本人だから英語なんて必要ないと思っていたりしたと思います。

そんな人が問題集を選ぶときに必要なのは、「自分に合っているか」を考えることです。

「じゃあこの記事もあてにならないじゃん!」と思うかもしれませんが、以下で「自分に合った」問題集の選び方を紹介します。ぜひ、以下のポイントをあなたの感覚でジャッジしてくださいね。

0:参考書は選ぶな!問題集を解け!

まず、参考書と問題集の違いを確認します。

この記事で言う参考書とは、文法の解説本です。説明だけが書かれていて、問題が(ほぼ)ゼロのものを指します。

本当に英語、文法ができるようになりたいなら使わなければできるようになりません。「読む」のではなく、自分の頭で考えて「練習する」ための問題集を選びましょう。

1:問題のレベルが自分に合っているか

英語初心者と言っても、中学時代の定期テストが限りなくゼロに近かった人から、中学では80点くらいとれたけど高校で挫折した人などかなりレベルに差があります。

このような差がある人が同じ問題集を使っても効果はありませんよね。

パッと問題を見て、わかる問題が70~80%のものを選びましょう。学力を伸ばすのに大切なのは「少し難しい」と感じる程度の負荷をかけることです。

全部わかるものは簡単すぎるし、ほぼわからないものは難しすぎて挫折するだけです。ちょうどいいレベルの物を選びましょう。

2:解説がわかりやすい言葉で書かれているか

選ぶポイントの中で一番大事なのがこれです。具体的に説明します。

自分に合った解説かを判断する方法

1:自分が苦手な文法のページを開く
2:問題を1問頭の中で解く
3:解答を見て答え合わせ
4:間違っていたら解説を読む
5:解説が納得できるかを確認する
6:他の問題(文法)を1~2つやってみる

5分あればできます。解説を読んで「なんでそうなるの?」「いまいち納得できない…」と感じたら、その問題集はあなたに合っていません。他の問題集を探しましょう。

3:問題量が自分のキャパに合っているか

問題集は、なるべく薄いものを選ぶといいです。なぜなら、大切なのは質より量だから。一冊を何回も繰り返し解くことで力がつきます。

中学時代に英語でかなり苦労した人には、解説:問題=2:1~1:1くらいがいいでしょうし、ある程度理解できていた人には1:1~1:3くらいがいいと思います。

見ただけで嫌気がさすような量は絶対に避けるべきです。挫折してしまったら意味がありません。

4:見た目(色使い等)が自分に合っているか

見た目や色使いは意外と重要な要素です。

例えば、私が見た目で重要視しているのは青ベースかどうかと、2~3色で書かれているかどうか。個人的に赤、黄色、緑、青などカラフルなものは気が散って好きじゃないし、記憶力を高めるには赤より青がいいらしいので青ベースのものを好みます。

他には、イラストが多いのが好き、説明と解説が別ページにあった方がいいなどのこだわりポイントもありますね。

自分がこれから数か月使い込むものなので、細かいところもこだわるべきです。

5:実際に手に取って確かめる

選ぶコツを理解したら、できるだけ本屋さんで実物を見て選んでください。そうでないと、実際のイメージがわきません。

以下でおすすめの問題集を紹介しますが、「これ気になるな」と目星をつけて、本屋さんで手に取って確認する。今まで説明した選び方を実際にやってみて、気に入ったら購入するというのが「確実に」自分に合った問題集を選ぶ最大の秘訣です。

書店に行けない場合には、Amazonなどで本の中身をできる限り確認してからオンライン購入しましょう。買ってから「やっぱりイマイチだ…」とならないようにしましょうね。

レベル別!英語初心者が文法を勉強するときにおすすめの本11選

books bookshelf

では、以下でレベル別おすすめの中学英文法問題集を紹介します。

元中学英語教師の視点でレベル分けしてみました。笑

中学時代を振り返って自分のレベルに合ったものを選んでみてください。

中学時代のテストが40点未満だった人向け問題集3選

中学時代英語はめちゃくちゃ苦手。もしくは嫌い。テストの点数は低すぎて開き直るレベル。

そんな人にもわかりやすい問題集を紹介します。問題数少なめ、解説が丁寧なものをピックアップします。

中学英語をもう一度わかりやすく。

イラストや図を使った丁寧な説明が特徴の一冊です。

問題数は少なめなので、中学英語を全体的にざっと復習したい。ほぼゼロの知識を1に近づけたい。そんな人におすすめです。

【CD付】 Mr.Evineのアルファベットから英語の基礎をなんとかするドリル

中1レベルの文法を基礎から徹底的に復習する本です。

中学3年間の文法を網羅していないのですが、英文を組み立てるのに必要な語順の感覚、基本的な疑問文の作り方などをゼロから勉強したい人に圧倒的に支持されています。

英語学習の第一歩を今から踏み出す!という人におすすめです。

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本

解説がメイン、練習問題が1~3つ各文法についているタイプです。

問題を解くには実力が足りない!丁寧な説明で理解して、簡単な例文の音読・暗記から始めたい!という人にはおすすめです。

逆に、解説を読むより実際に手を動かさないと覚えない!という人には物足りないかも。

中学時代のテストが平均点近辺の人向け問題集3選

続いて、中学時代英語を毛嫌いするほどでもなかった。テストもまあ普通。でも、それ以来英語は手付かずで…。という人におすすめする問題集を紹介します。

中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる問題集

先ほど紹介した『中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本』と同じ著者が出している『問題集』です。

各文法の問題数は1ページ程度で、基礎レベルの問題を低負荷で取り組みたい人におすすめです。文法の説明が丁寧なので、思い出しながら軽く問題練習したい人にはうってつけです。

くもんの中学英文法―中学1‾3年 基礎から受験まで (スーパーステップ)

中学英文法をこの一冊で一気に復習できます。

中学英語は「なんとなく覚えているけど、うろ覚え…」という人にはちょうど良い丁寧さと問題数です。アマゾンのレビューでは英語ネイティブの幼稚園生が一日で終えられるくらいというコメントがありますが、英語に馴染みの薄い日本人が基礎レベルを身につけるにはちょうどいいと言い換えることができるでしょう。

中学校3年間の英語を10時間でやり直す本

各文法の練習問題は5問程度ですが、中学レベルの必須単語テストが各章末にあったり、巻末に「総復習問題」あったりするのがとても便利です。

例文が多いので、音読・暗記から作文や会話力につなげたい人にもおすすめです。

中学時代のテストが80点以上の人向け問題集3選

中学時代英語はわりとできた。ゼロからというより、多少基礎はできていると思うけど忘れているところもあるから全体的に復習したい。そんな人におすすめする問題集を3冊紹介します。

これでわかる英文法中学1~3年―新学習指導要領対応 (中学これでわかる)

表紙にも書かれている通り、「参考書+問題集」タイプで練習問題が多く収録されています。

これ一冊で中学3年間の文法を総復習できるので、高校生以上の「やり直したい」人たちにはばっちりです。定期テスト対策問題もあるので現役中学生にも役立ちます。中学生のお子さんがいる人には、一冊で2度おいしいですね。

問題数が多いので、これまで紹介してきた本と比べると解説はざっくりとした感じなようです。ぜひ一度手に取って、自分の目で確かめてください。

中学英文法 新装版 (中学ニューコース問題集)

「基礎力チェック問題」と「実力完成問題」の2ステップ構成でなので、基礎の確認と標準レベルの問題どちらも練習できる優れものです。

練習問題の解説は、基礎の復習に重点を置きたい人には理解しづらいかもしれませんが、英語の基礎が理解できている人にはいいと思います。

中学 自由自在問題集 英語: 基礎から難関校突破まで自由自在の実力をつけるスーパー問題集

この問題集は3ステップ構成です。第1ステップは説明ページを穴埋めしながら理解、第2ステップで基本問題演習、第3ステップで発展問題に取り組むことができます。各章末に「理解度診断テスト」もあるので、問題演習をたくさんして実力をつけたい人におすすめです。

高校受験対策になるような短めの読解問題等もついているので、中3生や英検、TOEIC対策をしたい人にも使いやすい一冊です。

英語が得意な高校受験生・高校生以上向け問題集2選

基礎というより実践的な入試、試験対策がしたいという人もいますよね。そんな、基礎力がすでについている人におすすめする問題集を紹介します。

高校受験、高校のテスト対策の意味合いが強いので、趣味として英語のやり直しがしたい人、実用的な英語の勉強がしたい人には向かないかもしれません。

英文法レベル別問題集 2基礎編 改訂版 (東進ブックス) 

レベルとしては、難関私立高校入試、英検準2級程度となっています。東進ブックスによるおすすめする層は「高校から英語が苦手になった人」。英語が得意な中学生が挑戦するのにも最適でしょう。

基礎レベルの解説が省かれるので、英語がある程度得意な人にはストレスなく進められます。TOEICスコアの目安は350~470点とされていますが、この本の内容をきっちり説明できるまでやり込めばそれ以上の力がつきます。

くもんのハイレベル中学英語―文法・作文 スーパーステップ 

文法問題と作文(自己表現)の橋渡し的な役割をしてくれる一冊。扱うのは中学文法ですが、TOEIC900以上でもこの本で勉強する人もいるという上級者の文法復習に適した本です。

文法を自在に操ってしゃべるのが会話力なので、この本をやり込めば英会話も伸びるはずです。

英語初心者の文法やり直しに大切なのは根気と継続

step stairs up

英語力を高めるのに「1日でできる」ような魔法は存在しません。圧倒的な量を積み重ねるのが王道であり、唯一の上達の道です。

自分に合った問題集を手にして、その一冊を徹底的に攻略してください。その先に、会話力やテストのスコアがついてきますよ!

具体的な問題集の使い方はこちらの記事にまとめています。
180時間で中学英文法を攻略する最強の勉強方法

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