こんにちは!
というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑
英語教師の友人やパートナー、家族にプレゼントしたいけど、何がいい?できたら仕事で使えるものがいいんだけど…
こんな悩みに、元中学校英語教師の私が個人的なアドバイスをしていきます。
私は家族や恋人に「プレゼント何がいい?」って聞かれたら、「英語の絵本がほしい!」と返していました。自分へのプレゼントにも、大切な人のプレゼントにも、英語科教師なら絵本はある程度喜ばれると思います!
以下で、その理由や絵本をプレゼントして大丈夫な人か考えるポイントも紹介します!
英語教師に絵本をプレゼント:おすすめする3つの理由
中学校で英語教師をしていた私が、英語の絵本をプレゼントにおすすめする理由は以下の3つです。
以下でもう少し説明します。
1)リアルな英語に触れられる
5年間英語教師として働き、多くの英語の先生と話す中で思ったのは、「英語科教師は英語の勉強が好き」&「自分の英語に自信を持ちたい」ということ。
海外で売られている(英語ネイティブをターゲットにした)英語の絵本は、子どもでもわかる簡単な英語で、子どもがマネしてもOKな正しくてリアルな英語です。
私たち日本人が日本語の絵本を子どもに読み聞かせる理由を考えても同じですよね。いろんな言葉を学んでほしい、今より考えを広めてほしい。そのために、子どもでもわかる言葉、かつ、日本語として不自然じゃない表現をします。
だから、英語の絵本は生徒に正しい英語を教えることを仕事にする英語科教師にはもってこいなんです!
2)絵が可愛くて癒される
絵本の絵柄はけっこう特徴的なので、もちろん好みはありますが…。でも、ただ単に絵が可愛いから、その絵を見てストレス解消になることだってあります!
色使いが綺麗だったり、キャラクターの表情が魅力的だったり、絵本だからこそ絵を鑑賞する楽しみがありますよね。文字ばっかりだと疲れてなかなか読書に手が伸びない、という人でも、絵本なら抵抗少ないのもメリットだと思っています。
3)授業で使える(アイデアになる)
私が英語の絵本を欲しがるようになったいちばんの理由が、「授業のネタ探し」でした。
子ども向け絵本なら、英語ネイティブの幼稚園生でもわかるわけですよね。それって、絶対に文法的に難しくないし、簡単な単語で、しかも生活に身近な単語が多いはず。
だから、日本人の中学生にリアルな英語を教えるなら絵本っていいんじゃないかな、って思ったのがきっかけでした。
実際に授業で使うかは別として、英語科教員って意外と「良い例文」を探しています。教師の第一の仕事である「授業」の役に立つこともありますよ!使ってもらいやすいプレゼントだと思います。
英語教師に絵本をプレゼント:事前にチェックしたい3つの注意点
絵本をプレゼントって言っても、選ぶの難しくない?失敗したくないんだよね…って思いますよね。
個人的には絵本かなりオススメのプレゼントなんですが、経験上「こんな人には絵本あげても喜ばれないだろうなあ…」って人もいます。
絵本をあげて喜ばれる相手なのかを測るためのチェックポイントを3つ紹介します。
1)相手が絵本や本が好きかチェック
そもそもなんですが、本を読まない、写真集も見ない、って人には絵本をあげても喜ばれないと思います。
絵本よりはドラマや映画のような映像が好きって人もいるだろうし、本を開く習慣がない人だっているだろうし。
だから、まずは相手が本を好きかどうかリサーチしましょう。普段の会話から伺えると思います。
本が好きなら、ある程度絵本はウケるんじゃないかなあと思ってます。相手の英語力にもよりますが、絵本と言えども文字が多いものもあるので、選択肢は多いです。
2)「物」が増えるのを嫌がらない相手か
若い教員だと、アパートで一人暮らししている人も多いと思います。だから、引っ越しを考えると物を増やしたくないっていう人も一定数いるんですよね。(私はこのタイプです。)
絵本をプレゼントするとなると、「物」をあげるわけだし、本はかさばるし持ち運ぶのに重たいし…相手がそれをどう思うタイプなのかはコミュニケーションの中で探るといいと思います。
ネックレスとか時計とかならいくつ持っててもいいって人は多い気がしますが、本をたくさん持っていたい人はそれと比べると少ないかも…?下調べしっかりした方がいいです。
3)好き嫌いが激しいか
これは絵本に限った話じゃないんですが…。本のストライクゾーンが狭くて、好みを把握しづらい人だと喜んでもらえるか微妙になっちゃいますね。
絵が可愛いのが好き、心が温まるような話が好き、みたいな好みがわかりづらいなら、形に残ってしまう「絵本」をプレゼントするのはちょっと冒険かもしれません。
教師へのプレゼントにおすすめの英語絵本
では、私が「これ授業で使えそう!」とか「可愛い~!」って思う絵本を紹介します。完全に主観ですが、英語科教諭なら共感してくれる部分があるはず!笑
アマゾンとかでももちろん絵本は売っているんですが、この記事ではWORLDLIBRARY ENGLISHの取り扱い商品を紹介します。
小中学校で英語を教えている人には、こういうのって地味にありがたいんですよね。選ぶときにもワード数(単語数)が表示されてたりするから、難易度もわかりやすくておすすめです。
1)I’m the best!
邦題「ぼくがいちばん」という作品です!絵がカラフル&ポップで可愛いのと、英語のシンプルさがおすすめポイント。
中学校2年生で「最も~」などの比較を扱うのですが、そういうときの授業で使えそうだな~って思います。文章が短くて、登場人物(動物だけど)が絵で見てわかるから、ストーリーを追いやすい。
主人公の「いぬくん」が「ぼくがいちばん!」って自慢ばっかりしていて…っていうお話なので、教員的には道徳でも使えるかも?って思ったり。単純に、大人として読んでもグサッとくるところがあると思います。
2)Have you seen my cat?
邦題は「ぼくのねこみなかった?」は「はらぺこあおむし」の作者の作品。独特な絵柄と色づかいが見ていてパワフルです。はらぺこあおむし好きな人ならきっとビジュアルが好きだと思う!
男の子が飼い猫がいなくなって探し回るストーリーなんですが、いろんなネコ科の動物が出てくるのも楽しいところ。
英語的には、中3で現在完了を扱うので、タイトルがまさに例文にぴったり!(現在完了の経験用法が使われてます)あとは、この「ぼくのねこみなかった?」に対する文として” This is not my cat!”(これはぼくのねこじゃない!)ってセリフも繰り返し出てきます。中1のbe動詞文でも使えそう。
3)A bit lost
「ちょっとだけまいご」という邦題のこの作品。他の絵本とはちょっと絵が特徴的。はっきりした色づかいとデフォルメしたようなキャラクターで、きっと若い女の子とかは「可愛い!」って言うはず。笑
文法的には、「~のように」を表す前置詞likeが反復して出てくるから、中2~中3くらいの授業で使えそう。あとは、Here she is.(ほら、ここに彼女がいるよ)っていうhereの使い方も繰り返し出てきます。
これは、とにかく絵が可愛いからおすすめです!
英語科教師なら、英語の絵本を喜ぶ人が多いはず!喜ばれるプレゼントを選ぼう!
今回は、個人的に私が大好きな英語の絵本をプレゼントしてみては?という趣味に走った記事でした。笑
英語の絵本って、普通の書店にはあまり置いてないし、ちょっとお値段するから自分のために買うのってためらうんですよね。(私は。)もし英語が好き!本も好き!可愛いものも好き!っていう方がいたら、プレゼントしたら喜ばれると思います。
ちなみに、今回ご紹介したWorldLibraryさんはまだ品ぞろえは少ないんですが、絵本界で有名なコールデコット賞受賞作を中心に、海外のベストセラーを扱っているので絵本としての質はお墨付きです!
素敵なプレゼントが見つかりますように!