こんにちは!教員を退職して海外生活をしているさおりです。
人生初のバックパッカー旅行で中南米を選んだ向こう見ずの私は、世界で最も危険な都市の一つと言われるグアテマラシティにも一人で行きました。笑
結果としてひたすら楽しんで帰ってきましたが、現地の様子を書いていきます。
1.1 こんな人に向けて書いてます
・グアテマラの治安はどう?
・どんなことに気をつけたらいい?
・危険な地域はどこ?
こんな疑問に答える内容です。
2 グアテマラの地理
旅行する中で学んだのは、どんな国も地理的要因で治安が変わるということ。
グアテマラも例外ではありません。
他国との関係を見るために地図で表すと、グアテマラはここ。
メキシコ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラスと、まあ治安面で評判の悪い国(あくまで評判ですよ!)に囲まれています。
3 グアテマラでの犯罪・被害状況
では、実際どんな犯罪が横行していて、どれくらいの被害が観光客にあるのか見てみましょう。
日本人旅行者として常にチェックしておきたいのがこちらの外務省サイト、海外安全ホームページ。
読むと怖くなるようなこともたくさん書いてありますが、最低を想定するために知っておくのは大切ですね。
グアテマラについて書かれている内容をまとめるとこんな感じです。
●犯罪内容
・殺人
・強盗
・窃盗 等
・銃を用いた犯罪発生率が高い(銃の所持はグアテマラでは合法)
4 グアテマラの治安の悪さの原因は?
中米で活動が活発な「マラス」という青少年凶悪犯罪集団がグアテマラでも活動しています。
マラスの犯罪内容としては、麻薬関連のものや、一般市民を対象とした強盗等が顕著です。
先述したとおり、銃の所持が合法となっていることも日本と大きく異なるので知っておいたほうがよいでしょう。
5 グアテマラ各都市の治安の様子・実態は?
私が訪れた3都市について、実体験を元に書いていきます。
5.1 グアテマラシティ
私がグアテマラシティに行ったのが、2019年9月末から10月頭にかけて。
基本的に市内中心地のみにいましたが、感想としてはかなり安全。
特に、政府機関が置かれるZONE1は安全です。
市内には大きな銃を持った警察官やセキュリティガードが多くいて、治安を保っています。
ただ、中心地を外れるほどにあまり良い噂は聞きませんでした。
実際、エルサルバドルに移動する際にZONE11のバスターミナルに行ったときには町並みの手入れ具合などから少し危険そうな雰囲気を感じました。
どこを歩くにしても気をつけることとしては、
・周囲と似た服装を心がける(観光客として変に浮かないようにする)
・高価なものは身に着けない
・歩きスマホはしない
・貴重品は分散して持つ
・荷物は常に体の前側、見える場所で持つ
本当に基本的なことです。
アジア人というだけで明らかに浮くと思うので(私は他のアジア人に出会いませんでした。見かけもしませんでした。)、その変を十分心がけるとよいと思います。
5.2 フローレス・ティカル
観光客で賑わう湖畔の町、フローレス。
そのフローレスから車で1〜2時間程の場所にある、マヤ文明の遺跡の町ティカル。
どちらとも、比較的国際的な観光客を受け入れる場所なので、かなり安全だと感じました。
特に、フローレスは飲食店も多く、ティカル遺跡に行く人たちが泊まる場所になっているので夜でも安心安全。
先述した基本的なことさえ守れば、特に怖いことはないです。
ティカル遺跡についての記事はこちらから。
5.3 アンティグア
首都やフローレスとは異なり、一気に地元感が濃くなるアンティグア。
グアテマラシティ、フローレスと比べると少し危険な雰囲気を感じました。
肌感覚ですが、チキンバスというグアテマラでは主流のバスのターミナル付近は特にいろいろな人がいるので、荷物の管理には一層注意したほうがよいです。
私自身は何事もなかったし、周囲で被害を目撃したわけでもありませんが、国の中心地から離れるという意味で気をつけるに越したことはないでしょう。
6 まとめ
私が渡航したときは、グアテマラシティが外務省サイトでの危険レベル2、3といった感じでとても危険な前評判でしたが、実際は平和で穏やかな国でした。
旅行中に出会った他のバックパッカーにもグアテマラファンが多く、危険を感じたという人はいませんでした。
旅行者としての最低限の注意を忘れなければバッチリ楽しめます!