英単語が覚えられない人におすすめの勉強法【○○が失敗の原因】

スポンサーリンク
※アフィリエイト広告を利用しています
※アフィリエイト広告を利用しています
英語学習
さおり
さおり

こんにちは!
大卒→公立中学校英語教師(5年間)→退職→トロントでワーホリ(2019年6月~2020年4月)をしていたさおりです!

一人でふらっと海外バックパッカー旅行するのが好き。
2019年9月~10月中南米一人旅(アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、エクアドル、ブラジル)
Twitter: @SaoriEEDnew1
   

英単語ってどうやったら覚えられるの?がんばってるのに全然効果が出ない。テストや資格試験があるのに、どうしたらいいの??

こんな悩みに、塾講師と中学校教師の経験から学習者がやりがちな間違った勉強方法と、効果的な英単語の勉強方法を紹介します!

英単語が覚えられない人がやりがちな失敗勉強法

young frustrated woman screaming with closed eyes
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

英語が苦手。だって単語覚えられないんだもん。という人に共通する間違った単語の勉強方法は以下の3つです。

英単語が覚えられない人がやりがちな失敗勉強法

1:読めない単語を書きまくる
2:一日(短期間)で完璧に覚えようとする
3:復習しない

英単語を覚える上で絶対に必要な3ポイントもまとめてあるので、単語の勉強方法の基礎がわからない人はぜひこちらを読んでから以下を見てください。

1:読めない単語を書きまくる

英語が苦手で真面目な人ほど陥りがちなのが「読めない単語をたくさん書く」こと。

こちらの記事に詳しく書いてありますが、読めない=覚えられないから、読めない単語を繰り返し書いても無意味です。

2:一日(短期間)で完璧に覚えようとする

人間とは忘れる生き物。とっても有名なエビングハウスの忘却曲線、聞いたことありますか?

人間は、勉強したことを1時間後には56%、1日後には74%、1週間後には79%を忘れると言われています。つまり、一日に完璧に単語を覚えたとしても、翌日には半分も覚えていないんです。

だから、一日10単語完璧に覚えるといった勉強法は脳の仕組みに合っていないというわけ。脳の機能を活かした勉強方法をとるべきです。

3:復習しない

人間が忘れる生き物というのに関連しますが、忘れるからこそ何度もやり直すことが大切です。人間の記憶は、繰り返し出会ったことを大切だと認識するそうです。だから、一度やってやりっぱなしは今すぐやめましょう。

繰り返しになりますが、記憶に残る勉強法=何度もリピートすることです。一回一回は完璧でなくていいので、何度も同じことを繰り返すのがポイントです。

英単語が覚えられない人におすすめの勉強法

success

私が実際にやっていちばん効果があった英単語勉強法は以下の通り。

おすすめ英単語勉強法

※単語帳1冊(2000語)をやる場合

0:単語帳を4分割(付箋などで「ここまで」印をつけるとgood!)

第一週:第1ブロックをやる(毎日500語)
第二週:第2ブロックをやる(毎日500語)
第三週:第3ブロックをやる(毎日以下略)
第四週:第4ブロックをやる(略)

二か月目
また第1ブロック~第4ブロックを一週間ずつやる

三か月目
第1ブロック~第4ブロックを一週間ずつやる

以下でポイントを解説します。

ポイント1:1~3か月の長期間取り組む

記憶に残すためには、忘れる→思い出すを繰り返す必要があります。だから、語彙力を伸ばそうと思ったら一夜漬けではなく長期戦で取り組みましょう。

1~3か月で同じ内容を最低でも3周すれば、かなり単語を覚えられるし、思い出すまでのスピードも速くなります。

ポイント2:同じ単語を1週間繰り返し勉強する

もし2000語の単語帳を1か月で勉強しようと思ったら、2000語を4つ(=4週間分)に割りましょう。2000語÷4週間=500語/週 なので、1週間500語をずっと繰り返します。

一日500語×7日をやるのは大変だと思いますよね。確かに初日は大変。全部の単語を読む→日本語の意味を3秒以内で言う→言えない・知らない・わからない単語をチェックするを繰り返すのはけっこう時間がかかります。

でも、2日目以降は少しずつラクになります。なぜなら、チェックが付いたものだけを扱うから。英語を読む→日本語が3秒以内で言えるかチェック→言えればチェックを消す、言えなければそのままにするを最後までやりましょう。

7日目には、初日についたチェックの1/3くらいになっているはずです。

ポイント3:完璧でなくても、翌週は次の範囲に進む

何度も言いますが、大切なのは回数をこなすことです。完璧さは必要ありません。

1週間経って、覚えていない単語があっても大丈夫。そのまま次の範囲に進みましょう。

3か月同じことを繰り返せば、翌月また最初の500語からスタートして同じことを繰り返します。そこで取りこぼしを拾っていきます。

ポイント4:2・3を範囲が全単語終わるまで繰り返す

このように、一週間同じ単語を毎日ひたすら繰り返し、出来に関係なく翌週には次の範囲に移るというのを全範囲終わるまで繰り返しましょう。

完璧に覚えられなくて大丈夫です。とにかく、何回も単語に出会います。

補足:筆記テストがある人は、一度全単語書いてみて、書けるかチェック

ここまでで書いたのは、「英語を見て意味が分かる」ようにする方法でした。学校の定期テストや受験など、英語を書く必要がある人はプラスアルファとして「書く」練習をします。ちなみに、TOEICのような選択式試験にはスペル対策はしなくてOKです。

筆記テストがある人用のやり方も基本は上記1~4と同じですが、各週で単語を覚えてきたと思ったら一度日本語を見て英語を書いてみましょう。そして、書けなかった単語をチェックします。

書けなかった単語だけ数回読みながら書く練習をして、再度日本語→英語を書いてチェック。これをできるようになるまで繰り返せばOKです。

ポイントは、書ける単語を何度も書かないこと。わかってる単語までいちいち書いていたら単語練習だけで日が暮れちゃいます。自分が苦手な単語だけ書く練習をしましょう。

英単語が覚えられないなら、何度もやればできるようになる!

accomplishment ceremony education graduation
Photo by Pixabay on Pexels.com

私達が日本語をすらすらしゃべって読み書きできるのは、生まれてからずっと日本語の環境で暮らしてきたから。そして、英語ができない理由は単純に触れている時間が短いからです。

語学に近道なし!とにかく圧倒的な量がものを言います。頭の良し悪しも関係ありません。やったかやらないかだけです。

気が遠くなるように思えるかもしれませんが、3か月後の自分が成長していることを信じてこつこつ積み上げましょう!

こちらの2冊、勉強法を学ぶのにとっても役に立ったので紹介しておきます。こういうのお好きな方、読んでみてください!

英語の文法の勉強方法も知りたい!と言う方には、こちらの記事も書きました!
中学英語文法を「180時間」で完成する最強の勉強方法

タイトルとURLをコピーしました