最初から壁!留学ワーホリで大変だったこと9選【トロント】

スポンサーリンク
※アフィリエイト広告を利用しています
※アフィリエイト広告を利用しています
image of the eye-catch留学・ワーホリ
さおり
さおり

こんにちは!
大卒→公立中学校英語教師(5年間)→退職→トロントでワーホリ(2019年6月~2020年4月)をしていたさおりです!

一人でふらっと海外バックパッカー旅行するのが好き。
2019年9月~10月中南米一人旅(アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、エクアドル、ブラジル)
Twitter: @SaoriEEDnew1
   

・留学に行きたいけど、大変そう…
・ワーホリ楽しそうだけど、海外生活したことないから不安。
・正直、日本の生活と比べてどう違うのかわからないからイメージできない

こんな悩みに、私が苦労したことを紹介していきます。

実際、私も2019年6月からワーホリでトロントに来ていますが、来る前は心配で仕方ありませんでした。

この記事では、「現地に到着してすぐ」のことから順に、時系列を追って書いていきます。

最後まで読めば、どんな苦労が待ち受けていそうかイメトレできるようになっていますので、気になる方は読み進めてください。

大変だったことを知っておくべき理由

Image by TeroVesalainen from Pixabay

なぜ苦労話を紹介するかというと、

誰かが困ったこと = 自分も困るだろうこと

だから。

そして、先にあるであろう困難を知ることは、準備につながります。

現地で急に焦るより、トラブルを見越して将来を少しでもラクにできるように準備しておきましょう!

留学ワーホリで大変だったこと【到着~1か月】

Photo by David Guenther on Unsplash

大変だったこと1 現地の交通機関がわからない

飛行機を降りて、ホテルやホームステイ先に向かいますよね。

留学エージェント等の送迎サービスを使う人は問題なし。

でも、そうでなければ自力で最初の目的地へ向かいます。

空港から目的地までの交通手段がわからない!

なんてのはよくある話です。

ググればいいじゃん!って思いますか?

海外SIM持ってますか?それとも機内モードのままですか?

トロントのピアソン国際空港にはWi-Fiがありますが、私は何回かつながらないことがありました。

行く先によっては、空港にWi-Fiがないこともあるかもしれません。

中南米をバックパッカー旅行したときも、ニューヨークに旅行に行ったときも、だいたい空港からってバス移動が多かったです。

バスの何が問題って、

・乗り場がわからない
・降りるバス停がわからない
・バス停のアナウンスがあっても聞き取れない


だからこそ、事前に

①空港から目的地までの行き方
②最寄りの交通手段の場所(駅、バス停)
③バスや電車での途中駅の名前
④目的地の住所と地図


を調べて、スクリーンショットを残しておくのがおススメです。

初めての海外だったり、英語に不慣れだったりするとこの時点でけっこう心が折れちゃいます。笑

大変だったこと2 ホームステイ関係

Image by Harry Strauss from Pixabay

留学でもワーホリでも、最初はホームステイから始める人って多いですよね。

私がトロントで出会った留学生の95%くらいはホームステイ経験者です。

そんな中でも、日本人の視点で辛かったことを紹介します。

2.1 お風呂に入れない

もちろん、シャワーはありますよ!

でも、だいたいどこの家庭も「湯船につかる」習慣はありません

文化の違いなのでどうしようもありませんが、私にはこれはけっこうしんどいですね。

ちなみに、今はシェアアパートを借りて住んでいますが、そこもシャワーのみ。

日本にいる間に、お風呂を満喫しておきましょう!

入浴剤は持って来ても使わないことが多いと思うので、パッキングしないことをすすめます!

2.2 洗濯の頻度と料金

ホームステイの場合、支払っているお金に洗濯が含まれているかは要チェックです。

洗濯ありの場合、頻度はだいたい週1か週2。週1が多数派だと思います。

私は日本を出るときに、

「どうせ洗濯するから服少なくていいや!」

と思ってあまり荷物に詰めなかったんですが、夏だったので大失敗!

到着して1週間以内に服を買い足しました。

冬なら汗かかないからいいかもしれませんが、夏出発の場合は要注意です。

洗濯なしの場合

ニューヨークとトロントでコインランドリーを使ったことがあります。

どちらも現地通貨で、洗濯+乾燥機で約5ドルかかりました。

支払いはコインのみが主流なので、小銭を用意することも忘れずに。

カード決済社会だと、意外とこれが大変だったりします。

私は八百屋さんとかで「お釣り1ドルとクオーターでちょうだい!」って言って崩してもらってます。

英語だと、

Could you give me some 1-dollar coins and quarters?

で通じますよ♪

カナダだと、1ドルコインはloonie(ルーニー)と言います。

2.3 乾燥機文化だから、繊細なものには注意

少なくともトロントでは、洗濯物を干す過程が超少数派です。

一般的に、どの家庭も乾燥機を使います。

ホームステイ先で洗濯をしてもらうのに、洗濯ネットに入れて洗濯ものを出したら、

「次からネットに入れないで!洗濯物乾かないから!」

と言われてびっくりしました。

デリケート素材のものは持っていかない方がいいですね。

女性は特に下着とか気を付けた方がいいと思います。

2.4 食事

ホームステイ先の食事は、よくあるトラブルの原因だったりします。

・食事内容が合わない
・食事が質素
・食事の量が少ない


とか、友達から聞いていちばん驚いたのは、

・食事の時間に遅れると、他のホームステイメイトが勝手に食べちゃう!

信じられないけど、ホームステイメイトが日本人とも限らないし、家庭の方針もあるので…。

ちなみに、私の食事面での苦労は「食事バランス」。

フィリピン人のご家庭にお世話になったとき、すごくおいしいごはんを作ってくれたんですが、

毎日 肉、肉、肉、肉…

野菜なし、フルーツなし、米と肉のオンパレードで食べ疲れしちゃいました。

別の家庭に移ったときは、今度は料理をしないご家庭で満足な量が食べられず、常にちょっとお腹空いてる感じだったり。

日本人は遠慮しがちだからあんまり文句言えないんですが、もし合わない場合には直接言ったほうがいいです。

私も、「サラダ食べたい!」って言ったら次から野菜の量増えました!

ちなみに、お米を出す家庭かどうかも運次第です。

好きなもの食べないなら、シェアアパートがおすすめ。

2.4 ホストファミリー不仲と騒音

たまたまだと思うんですが、最初にお世話になった家庭は離婚するかどうか揉めてる最中で…

夜中にパパと子ども(成人済み)が大声で喧嘩してたり、ホストマザーとホストファザーそれぞれからお互いの文句を聞かされたり…

なんでトロントに来てまでこんな面倒に巻き込まれてるんだー!!!

と思ったことが何度かありました。

あとは、成人済みのお子さん方が夜中に彼氏彼女をつれてきて大声で歌ってたりパーティーしてたりとかね。

そのとき私はホームステイ出る数週間前だったからよかったけど、ホームステイメイトはエージェントに話して家を変えてもらった人もいました。

大変だったこと3 どこで買い物したらいいのかわからない!

空港着→ホームステイ先で荷ほどきまで完了。

次に私がやりたかったことは、シャンプー等を買いに行くこと。

でも、今までカナダに来たことないからどこで買えば安く済ませられるのかわからない!

日本だったら、「マツキヨか西友にでも行こうかな」ってお店の目安がつけられるけど、こっちではさっぱり。

ホストファミリーに相談して、近くのWalmartに連れて行ってもらいました。

数か月生活してみて少しずつ感覚がつかめてきたくらいかな。

トロントだと、日用品関係はWalmart, Dollarama, Shoppers, Rexall, Winnersあたりが定番のお店です。

物によるけど、Shoppers, Rexallは比較的高め

私はWalmart, Dollarama, Winnersによく行きますが、Walmartは駅の近くにはあんまりありません。

ウェブチラシが出てることが多いので、チェックしてみるといいですよ。

大変だったこと4 買い物相場がわからない!これって安いの?

いざ買い物に行ってみたはいいけど、どれも日本より高いように感じる…。

そして、いまだに物価はつかめません。

というのも、お店によって同じ商品でも値段が大きく違うし、同じお店でも時期によって(仕入れ状況?)値段が凄まじく異なるから。

最終的に、近場で全体的に値段が安めなところに落ち着いてます。笑

いろんなお店に入って、自分で市場調査をしてみると少しずつ感覚がついてくると思います。

留学ワーホリで大変だったこと【1か月後~】

Photo by Pedro Figueras from Pexels

最初は新しい土地に慣れることと時差ボケで精いっぱいですが、少し慣れて余裕が出てくると、ちょっと違った悩みに直面します。

具体的に見ていきましょう。

大変だったこと5 言語の壁

いまだに苦労しているのが、言語。

トロントなので英語で生活していますが、ネイティブ(並み)の会話ではリスニングと理解が追い付かないことがまだまだあります。

ネイティブの友人からは、「発音でたまに?ってなることあるけど、さおりの英語は問題ないよ!」って言われますが、自分としてはすごく悔しい思いをしてばっかりです。

英検準1級持ってるけど、会話力とはまったく関係ないですね。

こればっかりは即座にどうにかなるわけではないので、毎日練習あるのみです。

私は毎日Netflixで20分程度のドラマを一話シャドーイングしてます。

日本でもできる英語の勉強方法はこちらの記事に書いてあります。

大変だったこと6 友達ができない

言語力と関係があるけど、多くの日本人から聞くのがこれ。

私はラッキーなことにトロントに住んでいる友達が多くいるので、この問題はありません。

なぜ多くの日本人が「友達ができない」「友達がいない」と言うのか。

理由は、「語学学校の友達しかいないから」だと思います。

語学学校の友達って、だいたいは1か月から長くても半年しかいないことがほとんどです。

だから、せっかく友達になってもそのうちいなくなっちゃうんですよね。

そうしたら、次に知り合いができる場所はバイト先

もしこれがジャパレス(ジャパニーズレストラン)だと、日本人を中心とするアジア人コミュニティに入ることになります。

そうすると、「せっかく留学に来てるのに日本人とばっかりつるんでいる」という状況になってしまうんですね。

もし英語環境でがんばっていきたいなら、現地に住んでいる人と仲良くなるのがいちばん!

私が現地在住の友人を作った方法は、こちらの記事に書いてあります。



ちなみに、友達作りのときに私が経験したしんどさは、「話す内容がない」。

文化的に、日本と海外の会話内容ってけっこう違います。

例えば、日本だと初対面の人に年齢を尋ねることが多いと思うんですが、英語圏ではまずやらない。

ある程度の丁寧な表現はあるにしても、日本語のような敬語表現がないからだと感じています。

そして、日本人がよく聞く質問「 Where are you from?

これは、トロントだとまず聞かない。

むしろ、この質問は場合によっては失礼になります。

国籍や出身で人を判断しないのがこちらの文化なので、私たち日本人からすると、「え、どんな会話したらいいの???」となってしまいがち。

On the Spot Languageというコースをとって、トロントでも通用する会話の切り口を学んだおかげでだいぶ会話がスムーズになりました。

例えば、日本について興味を持ってくれる人は多いから、自国文化について知識を持っておくのはおすすめです!

他にもそのコースで学んだ、私が日本でやっておくべきだったと後悔したことは、こちらの記事に書いてあります。

大変だったこと7 ホームシック

このようにして、「あぁ…日本にいたらこんなことにはなってないのに…」という気持ちになって、

日本が恋しい!帰りたいーーーーー!!!

となってしまう人もわりといます。

わりといるし、少なくともほぼ全員が一度は経験すること。



私は、ボランティア登録するためのグループ面接で大挫折しました。

周りの人はカナディアン、もしくはトロントで大学行ってたりする英語超ペラペラ集団。

対する私、何を言ってるか聞き取れるけど、意味がわからない。

つまり、会話についていけない。

でも面接は進むし、私は置いてけぼりな感じだし…。

とりあえず「いるだけ」の空気みたいな存在になってしまって、終わって帰宅してから大号泣。

悔しくて不甲斐なくて、「なんでこんなに自分は馬鹿なんだ!」ってなってました。

「こんなんじゃトロントにいる意味ないし、日本にいた方がマシじゃん…」

と落ち込んでました。



そんなときの対処法は、

・日本人の友達と日本語で思いっきりしゃべる
・大好きなものを食べる
・やりたいことを好きにやる

常にがんばる必要はありません。

誰だってしんどいときはあるし、挫折がない人なんていないので。

ダメなこともある、できることもある、って割り切っていきましょう♪

大変だったこと8(ワーホリ者向け)仕事が見つからない!

正直、私のワーホリ生活最難関と言っても過言ではありません。

トロントの仕事探しに関しては、時期がかなり影響します。

夏の忙しい時期は採用が多いけど、冬の閑散期は採用が少ない。

あと、ビザの有効期限が半年を切るとけっこう厳しくなるので要注意です。



私は11月から仕事探しを始めました。ビザは残り半年。

飲食店を歩いて回ってレジュメ(履歴書)を配りましたが、連絡は来ず。

Indeedにレジュメをアップして10以上アプライしたけど、それにも良い返事は来ない。

いくつか面接に行ったけど、その後連絡なし。

(不採用だと、そのまま連絡なしで終了です。「お祈りメール」とかはない。)

1か月そんな日々を続けて、ようやっとギリシャ料理屋さんでお仕事をいただきました。

ちなみに、ジャパレスは嫌だったので受けませんでした。

受けてたらもっと早く決まったかも。



私の仕事探しが難しかった理由を分析してみると、

・ジャパレスを圏外にした
・日本での仕事経験が活かせない(トロントで英語の先生になるなんて無理)
・私の英語レベルじゃネイティブとは勝負にならない


この辺が大きいかなあと思います。

ワーホリで仕事探しをする人は、早めに行動するのが絶対おすすめです!

大変だったこと9 家探し

これもけっこう手こずりました…。

というのも、私が家探しを始めたのは、入居希望日の約1か月前。

それじゃ遅すぎるんですね。

3か月前くらいから家探しサイトをみておくといいと思います。



トロントの話をすると、良い物件は知人同士のやり取りで決まってしまうことがほとんど。

どういうことかと言うと、語学学校の友達等で帰国する人(Aさん)がいる。

そろそろホームステイを出てシェアアパートを探したいBさんが、周囲にその話をする。

友人内ネットワークでAさんとBさんがつながって、Aさんが大家さんに連絡。

BさんがAさんの部屋を内見して、その部屋を引き継ぐ形で契約。




こんな感じなので、家探しは早めに入居日を決めて、周囲に声を大にして「部屋探してまーす!!」ってアピールすべきです。

トロントの日本人がよく使うサイトは、eMapleがいちばん有名です。

他の国のことがよくわからなくて申し訳ないのですが、「国名 情報 サイト」とかで検索してみるといいと思います。

まとめ

私がトロントワーホリで直面した苦労、難しさを紹介してきました!

留学やワーホリが決まっている人なら、まずは空港からの移動手段を確認するのが大事です!

自分がどんな生活をするのか、最低を想定して準備をすることで、実際の困難を回避してください。

タイトルとURLをコピーしました