こんにちは!
大卒→公立中学校英語教師(5年間)→退職→トロントでワーホリ(2019年6月~2020年4月)をしていたさおりです!
一人でふらっと海外バックパッカー旅行するのが好き。
2019年9月~10月中南米一人旅(アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、エクアドル、ブラジル)
Twitter: @SaoriEEDnew1
・留学、ワーホリで海外にいるけど、コロナがやばい!でも、帰国すべきか踏ん切りがつかない…
・帰国したほうがいいか考えるのに、何を基準にしたらいい?
・正直、日本に帰るのも不安。
・どこでニュースを調べたらいい?
こんな悩みに、実際にコロナ帰国した私の「ワーホリを中断した理由」と頭を整理した方法、情報収集に使ったソースを紹介します。
帰国してもしなくても正解がないから困りますよね。
私が紹介する内容も、「正解」ではありません。
ただ、一つの考え方として参考になれば幸いです。
私が新型コロナウイルスでワーホリ中断、帰国した6つの理由(とおまけ)
私は、4月3日日本着のフライトで帰国しました。
帰国を決断するのにかかった日数は1日でした。
帰国を決意→その日の夜に飛行機を予約→約2週間後の飛行機で帰国
という流れでしたが、決意するまでに考えたことを紹介します。
1:経済面が苦しい
世界的に「物理的距離」をとる政策が進んでいますね。
私がいたトロントは、3月上旬からsocial distanceが推奨され、中旬には必要不可欠なビジネス以外はクローズしました。
収入源はなくなっても、家賃や食費はかかる。携帯代も。
お店がいつ再開するかの見通しなし。
どんなに志があっても、生きていくのに最も重要になるのがお金ですよね。
私は、トロントで生活するのに一月いくらかかるかを計算して、「日本で実家に帰った方が節約できる」と思いました。
2:隔離生活のせいで、海外にいる意味がない
誰を責めることもできないけど、残念ながらトロントにいても部屋に閉じこもる日々。
せっかく海外にいるのに人と会って話すこともできないし、語学の勉強にもならない。
日本で部屋に閉じこもってても同じ生活ができるなあ…と思いました。
3:コロナウイルス関連の状況が目まぐるしく変わる
正直、これが帰国を決めた大きな原因です。
今までの人生で経験したことのないスピードで、いろんな国が大きな決断をして実行しています。
例えば、カナダがアメリカとの国境を封鎖すると発表したのが3月18日(水)。
実際に国境が封鎖されたのが、3月20日(金)の深夜。
たった3日で国境が封鎖されるようなスピードはあまりにも恐ろしいし、世の中が1時間単位で動いていくことに不安を覚えました。
4:帰国便がなくなる/航空券の値段が爆上がりする可能性
母国に帰る飛行機がゼロになることは考えづらいかもしれませんが、帰国が困難になるのは十分想像できます。
航空会社の対応もすさまじいスピードで変化しています。
例えば、カナダと日本を結ぶ便を出しているエアカナダは、4月3日にバンクーバー→成田便を運航する方針を発表。
4月3日に発表して、実施は4月9日。
減便、欠航に伴って航空券の値段も爆上がりする可能性だって考えられます。
実際、私もすさまじい値上がりに直面しました。
5:もしコロナにかかったら…医療費がどうなるか不安
コロナにかかるって想像したくないけど、もし万が一かかっちゃったら…
ワーホリ・留学保険に入っていたら、契約内容によっては保険の適応対象になると思います。
※保険はご自身で契約しているものを確認してください。
※参考までに、コロナ対応について書かれた保険会社のサイトURLを貼っておきます。
>東京海上日動 新型コロナウイルス感染症に関する情報
>AIG損保 新型コロナウイルスによる感染症に関する保険の取扱いについて
でも、
・全額カバーされる?
・自分で建て替えて後から保険適応分が返ってくるの?
・そもそも治療費全体でいくらかかるの??
…等々、不安は膨らむばかりですよね。
まして、病院で症状を伝えるだけの語学力があるかすら難しいと思います。
「もしかかったら」を考えると、日本で、日本語環境で入院・闘病した方が安心だと私は判断しました。
6:ビザの期日が近い
私のワーホリビザの期限は6月1日でした。
コロナがこんなに酷くなる前は、6月1日以降観光ビザに切り替えて滞在延長を考えていたのですが、そんな余裕もない状況になってしまったので…
あと半年以上ビザが残っていたらも少し帰国を延ばしたり、帰国しないという選択肢もあったかもしれません。
残り2か月で状況が改善するとも思えなかったので、泣く泣く帰国を選びました。
大学生なら…復学がしづらくなる/延長になる可能性?
同じシェアアパートに住んでいた大学生が教えてくれた話です。
その大学生は、帰国したら4年生の後期から復学する予定でした。
しかし、大学から連絡があり、
「大学のスケジュールがどうなるかわからない。
このままだと後期からの復学の予定もどうなるかわからないよ。」
と言われたそう。
1年間の休学+さらに1年卒業延長…という可能性も示唆されたそうです。
学生の方は、学校とよく相談・確認したほうがいいかもしれません。
ワーホリ中断してコロナ帰国するか悩んだ私が試した、メリット・デメリット検討方法
以上が、私がコロナ帰国を決意した6つの理由でした。
でも、この記事を読んでいる方は、「できれば日本に帰国したくない」から悩んでいるんですよね。
私がやってみた、帰国すべきかを考える方法を紹介します。
・帰国した時のメリット・デメリット
・海外にこのまま残ったときのメリット・デメリット
どちらも考えてみて、天秤がどちらに傾くかをジャッジするだけです。
これだけでも、自分の頭の中をすっきりさせるのには役立つと思います。
私が新型コロナウイルスでワーホリ中断、帰国を決意するのに見ていた情報源
帰国するかどうかを考えるのに必要不可欠なのが、正しい情報ですよね。
私がチェックしていたソースを紹介します。
参考までに。
1:現地の報道局
滞在している国や地域の情報は、今後の動きを考える上で大切です。
今後自分のいる場所がどのようになっていくのかを知ることで、メリット・デメリットが明確になってきます。
私はトロントにいたので、
・カナダ(国)
・オンタリオ(州)
・トロント(市)
の公式サイトやTwitterを毎日見ていました。
Twitterは更新が速いので大活躍です。
2:世界のニュース
自分の住む地域だけでなく、世界全体がどう動いているのかを把握するのも今は特に大切です。
理由は、どこかの国の対応が他の国や地域の対応に大きな影響を及ぼすから。
私は、BBC、Al Jazeera、その他アメリカの有名紙のTwitterアカウントをフォローしています。
リスト作ってあるので、気になる方はそちらも見てみてください。
※あくまで私の参考にしているニュースソースです。
素人が個人の情報収集に見ているだけなので、ご了承ください。
3:IATA
今回は「帰国」ということを想定するので、航空会社の動きは超重要な情報です。
IATAは日本語だと「国際航空運送協会」で、エアラインの情報をホームページにまとめてくれています。
コロナ関連で倒産する航空会社もあるので、チェックして損はないと思います。
>新型コロナウイルス関連ニュース(IATA)※英語サイトです
5:日本のニュース
帰国を迷う方の中には、日本の対応に不安を覚える人も多いと思います。
私も、日本に帰るくらいならトロントにいた方が街の人の意識が高いから安心だと思っていました。
日本の動向についてチェックすることで、帰国するかの判断がしやすくなると思います。
ウェブページだと…
・外務省
↑このページから、他の関連省庁のサイトにも飛べるので便利です。
番外編:家族との連絡
帰国するかどうかは、正直自分一人では決めきれないと思います。
空港についたら迎えが必要だし、自宅で自主隔離するにしても家族の協力が不可欠です。
もちろん、家族の心配や意見だってあります。
親からのアドバイスが意思決定に大きく左右することもあると思うので、しっかり連絡を取っておきましょう。
新型コロナウイルスで留学・ワーホリを中断するかはあなたと家族次第。安全に過ごす判断をしましょう。
以上が、私が帰国を決めた理由と、決断するために取った考えをまとめる方法、情報源です。
自分が安全に過ごせるよう、正しい情報を集めて判断しましょう!
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