学級費の使い道で悩む先生必見!使い道公開します。

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さおり
さおり

こんにちは!

  • 大卒
  • 公立中学校英語科講師(1年)
  • 公立中学校英語科教諭(4年)
  • 退職(2019年)
  • ワーホリ(トロント)(2019年~2020年)
  • オンライン塾講師&副業(2020年~2021年)
  • webライティング副業&派遣社員(コピーライター採用)で民間デビュー(2021年~)

というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑

学級担任やってるけど、「学級費」って何?どう使ったらいいの?

こんな悩みに、中学校で4年間担任をした私の経験を紹介します!

学級費で買うといいもの、「お金が余っちゃう…」ってときに使い切る方法を紹介するので、若手教師のみなさん、参考にしてみてください!

そもそも、学級費って何?

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学級費に明確な定義はありません。しいて言うなら、「学級活動を円滑にするために必要なものをそろえるためのお金」です。保護者が学校に支払います。

学級費がいくらあるかは、学校(自治体かも)によって異なります。私の元勤務校では、生徒1人につき、年間500円でした。他市から来た先生は、「1人500円は多い」という人もいたし、そもそも「学級費」は存在せず、「学年費」で賄うというところもあるようです。

この記事を読んでいる人に言えるのは、「保護者が払ってくれた、学級活動で使うためのお金」だから、学級の生徒のために使いましょう、ということです。

私の学級費の使い道を大公開!

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学級費と学年費の境目は、基本的に4月頭の学年会で決まります。「これは全クラスに必要だから、学年費で揃えよう」とか、「それはうちのクラスにはいらないから、買うなら学級費でやって」とか。

行事ごとに必要になる道具は、その都度やはり学年会でどこからお金を出すか話し合うことになると思います。

つまり、学級費で何を買うべきかという明確な線引きはありません。そうすると、「じゃあ学級費って何!?」と堂々巡りになってしまいますよね。そんなあなたに(笑)、私が学級費で買っていたものを紹介していきます。

学級費の使い道は以下の通りです。

  • 1)掲示物用の画用紙
  • 2)掲示物用のペン(太いやつ)
  • 3)掲示物用のペン(細いやつ)
  • 4)学級収納
  • 5)文房具(各班分)
  • 6)清掃道具
  • 7)学級文庫
  • 8)マグネット
  • 9)写真現像費
    10)遊具
  • 11)卒業学年でお金が余ったら

1)掲示物用の画用紙

係や班などの掲示物を作るのに必要な画用紙。私はカラフルなものを100均で買ったり、学校に出入りしている教材会社に発注したりしていました。

ピッタリ使い切れなくても次の学級で使えるし、あって困るものではないので学級費を使い切るために重宝するアイテムです。

年度末会計の季節、学級費がちょっとだけ余っちゃって…ってこともありますよね。

さおり
さおり

学級費あと278円余ってるですけど…ちょうどよく画用紙とかで会計締められませんか?

業者さん
業者さん

大丈夫ですよ~。領収書と一緒に3日後持ってきますね!

なんてやり取りで、会計も「残額0円」にできちゃいます。会計で困ったら業者さんに声をかけてみましょう!

2)掲示物用のペン(太いやつ)

学期開始のときに、必ず必要になる掲示物。新しい委員会や係ごとに掲示物、作りませんか?

太いマッキーやプロッキーのようなものがあるといいですよ。私は班分買ってました。校外学習とかがあると、班新聞を作ることが多かったので、数が少ないと作業効率がガクッと下がっちゃうんです。

初担任をするときは、これでかなりの出費になります。一度買えば2~3年は買い直す必要がないので、気にせず購入するのがオススメです。

もし学級予算がカツカツなら、他のベテランの先生に余りがないか聞くといいですね。私は「これたくさんあるからあげるよ」と言ってくださる先輩がいて、たくさんもらいました。笑

3)掲示物用のペン(細いやつ)

これは、普通のサインペンの細さのペンのセットです。新聞、掲示物、場合によっては卒業文集の清書…などなど、意外とサインペンって使います。

カラーバリエーションがあると、生徒はけっこう凝って掲示物を作ってくれるので、私は個人的にカラフルなセットを買っていました。

4)学級収納

元勤務校は収納が少なく、生徒の部活用サブバッグを置く場所もなければ、「置いていってOKな教材」を置く棚もありませんでした。

そこで、先輩方がやっていたのがアルミラックを買って、そこに物を置かせるという技。これは最初の2年くらいは学級費、それ以降PTAが各学級に2つ棚を買ってくれたので、途中からは必要なくなりました。

もし収納スペースが少ない学校であれば、アルミラックは移動がラクだし、棚の高さも変えられるので使い勝手が良くておすすめです。

あとは、教材を1人ずつまとめるファイルボックス、班ごとに買ってある文房具(ペン類や、この後紹介する文房具)をまとめるケースなども購入していました。

5)文房具(各班分)

買っていた文房具は、以下のようなものです。

  • ハサミ
  • のり
  • ホチキス

のりは100均やホームセンターの安いやつでOK!ハサミとホチキスは100均だとすぐに壊れてしまうので、ちょっとちゃんとしたやつがおすすめです。

6)清掃道具

担任3年目以降になると、文房具はそろってるし学級文庫もあるしで、けっこう予算が余るようになってきました。そこで、私は清掃道具の充実という活路を見出します。笑

こちらの記事に書いたのですが、清掃道具があると、生徒のお掃除へのやる気がアップします!

7)学級文庫

担任1年目のとき、ブックオフなどでいくつか学級文庫を買いました。10冊くらいだったかな…。こういうのも、学級費で落としました。

あとは、私が大学時代読んでた本(専門書)も置いていましたが、意外と生徒に人気でした。笑

8)マグネット

教科担任として、授業に行ったクラスにマグネットがたくさんあるとすごく安心しました。基本的に100均でそろえていましたが、大きいピクチャーカード等を貼れるようなマグネットは300~500円くらいのものを買っていました。(安いと重さに耐えられず、落ちてきちゃうんですよね)

9)写真現像費

体育祭や合唱祭などで学級写真を撮って、学級費に余裕があればカメラのキタムラなどで現像して、学年末に配布していました。

学校のカラープリンターを使うこともありましたが、カラーインクが高くて「極力使うな」と指示があったので。

10)遊具

トランプ、折り紙、バドミントン、バレーボールなど、学級に置いて生徒が遊べるようなものも買いました。校則との絡みがあるので、勝手にやるのはおすすめしません。他の先生に相談してみましょう。

私の場合、トランプは担任保管で学級の時間のレクで遊ぶのに使いました。バドミントン、バレーボールは昼休みに外に遊びに行ってほしかったので、学級に置いて使わせていました。

11)卒業学年でお金が余ったら

よくあるのが、思い出DVDを作って配る。私は動画作成が面倒すぎてやっていませんでしたが、こういうのが好きな人はDVDを人数分買うのもアリですね。

私はDVDを作らない代わりに、余ったお金でジェットストリームの3色ペンを買って、卒業式の日、一人一人の机上に置いてプレゼントにしました。家庭の経済状況も様々なので、高校でも必要な物を買おうかな、と思って。

計画的に学級費を使って、生徒の活動をスムーズにしよう!

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2月末~3月頭には会計を済ませて、報告書を配布するのが一般的な流れだと思います。

計画的に学級費を使って、余裕のある会計処理(=できる先生っぽくなれます笑)、活発な学級活動を目指しましょう!

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