【2019年9月】エルサルバドルの治安【体験記】

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旅行

こんにちは!教員を退職して海外生活をしているさおりです。

2019年9・10月に中南米・バックパック女一人旅してきました!

世界で最も危険な国の一つと言われるエルサルバドルの治安の実態を書いていきます。

1.1 こんな人に向けて書いてます

・エルサルバドルの治安って本当にそんなに危ないの?
・実際の状況がどうだったのか知りたい!
・どんなことに気をつけたらいい?


こんな疑問に答える内容です。

2 エルサルバドルの治安ってどうなの?

答えは、「場所によるけど、正しい場所を選べば大丈夫!」

というのも、エルサルバドルは今政治の立て直し期にあって、治安の改善等にもすごく力を入れているから。

でも、旅行前にはそんな情報はなく、外務省ホームページを見て情報収集をしたら、こんな情報が…

外務省 海外安全ホームページより

「不要不急の渡航は止めてください」!?

実際、旅行中に出会ったバックパッカーで、「エルサルバドルは危険っていうから行かなかった」という欧米人男性がいるくらい。

最初は行かないつもりでしたが、バスで旅行したかったので、グアテマラシティからチカバスを使って首都のサンサルバドルに行きました!

2.1 エルサルバドル北部は危険

基本的に世界共通だと思いますが、危険と言われる国や都市でも、比較的安全な場所と、ここが犯罪現場!のような危険地域とに分かれます。

実際に行った感想としては、サンサルバドルは比較的安全。

特に大聖堂等がある中心地は、夜でも警察官が巡回していて安全。

子どもが21時過ぎに広場でサッカーの練習をしていたのが印象的でした。

現地で出会った、生まれも育ちもエルサルバドルという友人の話だと、

最近は観光客が行くようなところはすごく治安が良くなった。

エルサルバドルで危険なのは、ホンジュラスとの国境付近の北部。

ギャングがいるのは国境付近で、ビーチ等のある南部はかなり安全。

とのことでした。

他の中南米諸国と比べて印象的だったのは、街中を走る荷台付きのパトカー(トラックみたいな感じ)に、手錠をされた男性が複数人横たわった状態で乗せられていたこと。

「治安が悪いってこういうことか」と思った出来事でした。

2.2 被害状況

安全といえども、情報に勝る防御策はありません。

観光客がどんな犯罪の被害に遭っているのかを紹介します。

2.2.1 路上・市場・公共交通機関

・恐喝
・強盗
・窃盗


が観光客に多くある被害です。

人が多い場所=スリ等の犯罪も多くなります。

対処方法としては、

・貴重品を持ち歩かない
・荷物は目の届く場所で、肌身離さず
・歩きスマホしない

等の基本的なことを守れば安全に過ごせます!

私が中南米旅行で意識していたことはこちらの記事にまとめてあります。

2.2.2 ホテル

私が滞在したホステルは安全でしたが、他の旅行者のブログ等を見ると、ホテルでの窃盗・盗難について書いている人もいるので紹介します。

エルサルバドルに限らず、海外のホテルでは安全面も気をつけたほうが良いですね。

・パスポート、現金、金目のものは鍵のかかる場所に保管する
・盗まれて困るものは出しっぱなしにしない

が基本です。

2.2.3 タクシー

他の中南米の国と同じように、タクシーにメーターがありません。

ぼったくりや、場合によっては連れ去られることもあるとのネット情報も…。

・乗る前に料金を確認する
・GoogleMaps等で位置情報を確認する

のが大事です。

ちなみに、私はUberを使いました。

料金もドライバーも事前にわかるし、タクシーより安いのでおすすめです。

3 新大統領のもと、治安は改善傾向

冒頭でも少し触れましたが、最近のエルサルバドルはかなり安全になってきています。

ホステルのオーナーが紹介してくれたビデオをシェアします。

「エルサルバドルの治安は思ったより安全!」というものです。

3.1 37歳の新大統領、ナジブ・ブケレ氏

現地の友人いわく、

大統領が変わって、エルサルバドル人は政治に期待している。

治安改善や教育、文化政策に力を入れているから、変化が目に見えている。

半年前くらいまでは、私と娘だけで夜市街地を歩くなんて怖くてできなかった。

でも、今は警察が広場にいるし、安全が確保されているから安心して夜でも外出できる。

ここまで国民の心を掴む大統領はどんな人物なのか。

ナジブ・ブケレ大統領公式ツイッターより  @nayibbukele

彼のプロフィールは、

名前 ナジブ・ブケレ
・就任日 2019年6月1日
・任期 5年
・政党 GANA(中道右派)
・誕生日 1981年7月24日(就任時37歳)


大統領就任前には、首都であるサンサルバドル市長等を務め、市民からの支持を集めた人物です。

驚くべきはその若さ!

30代にして大統領に就任、国連等での活動も国民から慕われる理由となっています。

そんな彼のツイッターはこちら。

3.2 治安対策

治安対策として、ブケレ大統領が重視しているのが「若者のギャング化」の阻止。

そのため、教育・文化政策の充実に力を入れています。

また、旅行中私が驚いたのは街のきれいさ。

中心地にはごみ箱が多く設置されていました。

ブケレ大統領がサンサルバドル市長時代に設置したそう。

こういったところからも、市民生活と治安改善の努力が垣間見れました。

4 まとめ  

エルサルバドルの首都、サンサルバドルを実際に旅行してみて感じたのは、「他の中南米と変わらないくらい安全」ということでした。

エルサルバドル人はすごくフレンドリーで陽気です。

旅行者としての注意事項を意識して、ぜひ現地でのコミュニケーションを楽しんでください!

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