こんにちは!
というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑
年度末で教師を退職するんだけど、すんなり辞めるためにはどうしたらいい?
こんな悩みに、私が退職した時に意識的にやったことを紹介します。
・どうせ辞めるんだから、年休は使い切りたい
・春休み中に出勤したくない
・退職直前に「これもやらなきゃダメだよ」って言われて慌てたくない
こうやって思いますよね?
大丈夫。教師を辞める前にどんな作業があるのかを知っておけば、何の問題もありません。
以下で、具体的なTo Doリストを紹介します!今すぐやってみてください。
退職を決意した教師が春休みに年休を取るためにやるべきこと【スマートな辞め方】
退職する決意を固め、管理職に報告を済ませたみなさん、お疲れさまでした!
退職が確定したら、退職日までにやっておかなければいけない仕事を着々と片付けるのみです。やるべきことは以下の5つ。
以下で、詳しく説明します。
1:会計関係(学級・学年・部活など)
担任なら、学級会計。
学年主任なら学年会計。
部活動顧問なら部活動会計。
学年のお茶菓子とかの集金係をやっているなら、その会計。
教師の仕事に会計はつきものです。レシートをまとめて、コピーをとって、会計ファイルにまとめて、監査役の人(大抵は保護者)に見てもらって、印鑑をもらって…
意外と会計って超面倒なので、早く締めちゃいましょう。
会計は年度末を待たずとも、予算を使い切った時点で締められます。1月~2月頭にこの作業が終わると、気持ちがめっちゃくちゃラクになるので、早くやっちゃいましょう。逆に、会計が最後まで終わってないと、他の仕事が終わっていても気が休まりません。最優先事項と思っていいくらい、重要です。
2:校務分掌の締め(研究のまとめ等)
学級経営案、教科経営案、その他分掌のまとめの提出期日、わかっていますか?
1~2月の職員会議で教務主任か管理職からアナウンスがあるはずなので、必ずチェックして、早めに終わらせましょう。職員会議を待たずとも、「研究のまとめっていつまでに提出ですか?」って教務主任に聞けばすぐにわかるはずです。教務主任は半年以上先を見て仕事をする人なので。
あと、人事評価関係の紙も提出しますよね。自治体によって呼び方は違うかもしれませんが、「職務能力シート」とか、「目標申告」とか、そういうやつです。
すごく乱暴な言い方になりますが、こういう「まとめ」系って多くの場合、データを取らずに出して大丈夫です。(もちろん、研究指定校できっちり科学的な方法をとっているまっとうな学校もあるとは思いますが、少数派じゃないかな…)
「Aという目標に対して、Bの行動をとってきました。そして、Cという結果が得られました。」みたいな感じで書けばOKなので、サクッとやっちゃいましょう。テキトーでいいなら、20分かからずにできます。
3:通知表・要録
学級担任なら、これをやらずに学校を去ることは許されません。スムーズな辞め方をするためには避けては通れません。
通知表は、初任者でも今まで数回の経験で書き方はわかるはず。2月中に所見まで終わらせて、学年主任にチェックしてもらいましょう。
要録は、生徒が卒業後20年間保管しなければならない公文書です。多くの自治体で、長期休暇中などに要録点検という教育委員会による指導が入ると思います。そのため、書き方がかなり細かく指定されているはずです。
学年か学校に「要録担当」の先生がいるはずなので、その先生に書き方(フォーマット)を教えてもらいながら、まずは下書きを終わらせましょう。(余談ですが、私の元勤務校では要録は手書きでした)
下書きさえ終われば、あとは上からペン書きするだけなので、下書きが90%です。どんどん進めるべきです。
4:片付け(職員室・学年室・教室)
意外とすっごく面倒なのが、学校から自分の私物をなくすこと。教師って学校に住んでいるような生活スタイルになりがちだから、荷物めちゃくちゃ多いはずです。特に、車がない先生は計画的に持ち帰るなり処分するなりする必要があります。
片付け方のオススメは、以下の通りです。
学級関係のものは、退職しないなら普通は次の学級に引き継ぎます。ペン、はさみ、学級文庫、収納などなど。
これらの学級道具、先生が辞めるとなると、もちろん生徒は持ち帰りません。使い手(引き取り手)なしのゴミになってしまうわけです。
私は、後輩の子たちに全部あげました。で、引き取り手のなかったものを処分したら、かなり持ち帰りが少なくて済みました!
5:事務員さんに相談(退職に関わる事務手続き関係)
ここまで、教師として、仕事上必要な手続きを紹介しました。そして、最後に「あなたが」やるべき作業です。
退職金の振込先、年金や保険の手続きなど、事務員さんが一手に担ってくれています。1月中には事務員さんに「教師を辞めます」と報告して、事務手続き上やるべきことを確認しましょう。
退職に関わる書類関係が終わらないと、きれいに辞められません。「あの書類に不備があったから学校に来てください」なんて呼び出しはくらいたくないですよね。スッキリとした辞め方をするために、大人としてしっかり手続きしておきましょう。
1・2月を計画的に過ごして、円滑な教師の辞め方をしよう!
教師の辞め方で大事なのは、準備です。ここまで、あなたは勇気を出して、次のステップに踏み込む準備をしてきました。
ここからは、いかに上手く辞めるか、どれだけ自分の年休取得という権利を行使するかの戦いになります。年休=1日1万だと考えると、取得しきれない分は10日で10万円、20日で20万円捨てるのと同義です。
今回ご紹介した5点をちょくちょく進めて、上手な辞め方をしてください!!