こんにちは!
というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑
教員採用試験、不合格だったらどうしよう…。講師って何?どんな仕事をするの?教諭(合格した先生)との違いは?
こんな疑問に答える記事を書きました!
私の経験を元に、講師と教諭の仕事内容の違いを紹介します。
中学講師とは?講師も教諭も経験した私が仕事内容を4観点で比較
前提として、私が勤務していたのは千葉県の公立中学校です。講師時代と正規採用時、どちらも同じ市町村で勤務しました。
自治体などによって実態は異なると思うので、一例として読んでいただければと思います。
以下の4つのポイントを比較します。
1:担任
2:校務分掌
3:授業
4:部活
1:担任
結論から言うと、講師でも担任を持つことはあります。
私は担任なしでしたが、1年間常勤講師として働く中で、担任を持っていた先生(この方は臨時採用講師でした)が療養休暇に入ってしまいました。このピンチヒッターに入ったのが、同じ常勤講師だった大卒の男性講師でした。
ちなみに、教諭になっても担任を持たない先生もいます。だから、担任の有無という点では教諭と講師は大差ありません。
一つだけ付け加えると、講師は1年契約なので担任を任されづらい傾向はあります。ただ、Twitterとかをみると人手不足で講師でも担任されている方たくさんいそうです…。
2:校務分掌
校務分掌とは、学校の仕事分担のこと。生徒指導、学習指導など、いろいろな役割分担があります。
学校と言う組織に入ると、所属する教師はみんな校務分掌を振られます。これは基本的に常勤・非常勤の区別がないし、教諭とも変わりません。
私の場合は、帰国子女や外国籍の生徒の指導、日本語指導の担当を割り当てられました。ちなみに、この学校は市内から外国籍の生徒を集めている学校で、私はその担当のチーフでした。大卒1年目で日本語指導なんてやったことも学んだこともありませんでした。
ということで、校務分掌では教諭と講師に大差ありません。
3:授業
中学校は教科で採用されるので、講師ももちろん教科ベースで各学校に配置されます。だから、授業はいちばん大切な仕事です。
私の例を紹介すると、私は日本語指導があったので、授業は英語を2クラス(週8コマ)担当しただけでした。空き時間には、日本語が不自由な生徒がいれば授業に入って横で通訳したり、授業から取り出して別室で日本語を教えたりしていました。
ということで、結論。授業がいちばん教諭と講師に差がない。
4:部活
講師でも部活の顧問になります。ただ、主顧問にはなりづらいかも。
私はバレー部の副顧問で、主顧問は当時2年目の先生でした。部活指導でもいろいろ教えてくださったんですが、私をBチーム(いわば2軍ですね)顧問にして、Aチーム(メインチーム)は主顧問の先生が指導。だから、土日も主顧問の先生と同じように部活をやっていました。
特に、若手だと運動部などの活動日数の多い部活を任されることが多いように思います。私と一緒に働いていた講師陣はみんな部活持ってました。
中学講師は仕事内容では教諭と大差ない!
学校現場では、書類上では講師や教諭という区別はあれど、働くときに「講師だから」という容赦はあまりないように感じます。
これは良い面も悪い面もありますが、教員採用試験に不合格だった場合、来年も受験しようと思うなら良い経験になることは間違いないです。
この記事が、教員を目指す方の手助けになれば幸いです!
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