定時退勤を目指す教師が「今すぐ」できること:部活編

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man in black formal suit jacket教員
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さおり
さおり

こんにちは!

  • 大卒
  • 公立中学校英語科講師(1年)
  • 公立中学校英語科教諭(4年)
  • 退職(2019年)
  • ワーホリ(トロント)(2019年~2020年)
  • オンライン塾講師&副業(2020年~2021年)
  • webライティング副業&派遣社員(コピーライター採用)で民間デビュー(2021年~)

というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑

教師の仕事大変すぎる!
定時退勤なんて夢のまた夢かもしれないけど…少しでも退勤時間を早めて多忙感を解消したい!いますぐできることはある?

こんな悩みに、5年間部活やりたくなさすぎて辛い思いをした私からのアドバイスをします!笑

当時の私は「経験がないからこそ部活くらいがんばらなきゃ…」って思ってましたが、正直消耗してまでやる必要ないですよ。劇的に方針を変えると猛反発を食らうんじゃ…?って思う先生が多いと思うので、徐々に楽な方向にしていく方法を考えてみました!

定時退勤したいなら、まずは教師の仕事観を変えるべし

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まず、大前提として必要なのが「定時退勤=悪」という考え。

他人の考えを変えるのは難しいので、最初は自分の意識改革をしましょう!

1:定時退勤=自分の体調管理につながる大事な仕事!

がんばらなきゃ、しっかりしなきゃって思うのは素敵なことだと思います。でも、匙加減って大事です。私自身のエピソードを紹介しますね。

私、すごく体が丈夫で子ども時代は皆勤賞とるようなタイプでした。教師になっても毎日休まず、部活もそこそこ強かったから90日連勤くらいけっこうしてて。

中3担任になってもそんな生活を続け、がんばり続けた結果、受験前日に高熱を出して年休取得。大事な願書配布や前日指導に立ち会えませんでした…

冬の時期だと、体力が落ちると免疫力も下がってインフルエンザ等にかかる確率だって上がるかもしれません。定時退勤とは、最低限必要なときにきちんとパフォーマンスをするのに必須だと考えましょう。

休むのも、仕事のうちです!

2:他人の目はテキトーに無視

定時退勤を志して気になってしまいがちなのが、他の先生からの目だと思います。私の元職場は、なんだかんだ「学校に長時間いる=熱心な先生」という職員室も雰囲気でした。(40代以上の先生がこういう考えなことが多かった気がします)

そんなときに助けられた、当時6年目の先輩からのアドバイス。

こいつには何を言っても無駄だと思われたら勝ちだ。

ある意味で、吹っ切った者勝ちです。「もう帰るの?」って言われたら「今日やるべきことは終わりました!」って言えるくらい、やるべきことをしっかりやって帰っちゃいましょう!

部活やりたくない派教師が今すぐできる定時退勤への道

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さて、では「部活なんてやりたくないのに…なんでわざわざ放課後や土日にやらなきゃいけないんだー!」っていう人はどうしたらいいんでしょうか?

急に「今週はオフね」なんてやったら部員やその保護者、周りの教員からの批判が殺到しそうですよね。大切なのは、「少しずつ」慣らしていくことです。

年度途中だからこそできる、「来年度」を見越した部活スケジュールの調整方法を紹介します!

1:練習日を週1程度減らす

突然ですが、今、週何日練習してますか?運動部なら週6日とか、毎日なんてこともあるんじゃないですか?

土日のどちらか、もしくは平日の朝練1日や午後練1日をお休みにしてみましょう。体育館部活で体育館割り当てがない日はチャンスですよ!

週1日だと怖いというなら、2週間に一度土日のどちらかを休みにするのもいいと思います。私の肌感覚ですが、正直部活を休みにすると喜ぶ生徒が多いです。笑

陸上部顧問になったときに知ったのですが、陸上界では「アクティブレスト」と言って、積極的に週1日以上練習しない日やトレーニングだけで走らない日を設けるのが当たり前なようです。疲労が抜けず、怪我につながる恐れがあるためだとか。この辺を説明して、オフ日を作るといいと思います。

2:練習時間を短くする

いきなりオフ日を増やすのはちょっと…という場合には、練習時間を短くするのもオススメです。今まで3時間やっていた練習を半分の1時間半にするとか、今日は2km走ったら終わりとか、パパっと練習を終えちゃいましょう。

次で詳しく書きますが、長時間練習=良いわけじゃないです。先生方、長時間労働=生産性アップじゃないのはもうわかってますよね。笑

3:ダラダラやらない意識を部員にも持たせる

私自身、バレー部顧問でガツガツ部活やってたんですが、時間が長いとだらけます。で、だらけるとろくでもないことをして、指導が増えます。だから、足りないくらいが丁度いいんです。

練習時間が限られていれば、部員も「今だけやっちゃおう」と感じると思います。部活動運営で避けるべきは、「え?まだやらなきゃいけないの?」という雰囲気。「今日はもう終わり」と言って、「え~!もっとやりたい!」と思わせるくらいでいいんです。

もっとやりたいと言われたら、「どうしたらもっと効率よく練習できるか考えてごらん」と言ってみましょう。そうしたら、練習中の嫌な雰囲気が減るはずです。

定時退勤に近づくために、教師としてできることを考えてみよう!

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今回は、定時退勤したい先生方に向けて、特に部活でどんな実践ができるかを紹介しました。

この記事を書いているのが1月2日ですが、年始ってすごく良いチャンスです。だって、「今年はもっと練習効率を上げるために、○○していこう」って提案しやすいし、「このままのペースで続けて来年もこの部の顧問なら、自分はもつだろうか…?」って自問することだってできますから。

小さな変化を持たせて、少しずつ定時退勤に向けて周囲に自分のやり方を浸透させていきましょう。自分の時間をしっかりと持てれば、教師としての自分を高めることができるはずです。

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