長時間勤務で消耗したくない!元中学教師の私の働き方と残業時間を減らすための思考法

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young frustrated woman screaming with closed eyes教員
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com
さおり
さおり

こんにちは!

  • 大卒
  • 公立中学校英語科講師(1年)
  • 公立中学校英語科教諭(4年)
  • 退職(2019年)
  • ワーホリ(トロント)(2019年~2020年)
  • オンライン塾講師&副業(2020年~2021年)
  • webライティング副業&派遣社員(コピーライター採用)で民間デビュー(2021年~)

というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑

教師の仕事マジでブラックすぎる…
こんなに忙しいのは自分の能力が低いから?みんなはどう?
5分でも早く退勤したい…秘伝の技があれば伝授して…!

こんな人に向けた記事です!

私が中学校勤務で消耗していた実態(笑)と、日々の21時退勤を19時退勤まで繰り上げた思考法を紹介します!

元中学教師の私の残業実態

young frustrated woman screaming with closed eyes
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教師は忙しい!っていうか、帰宅時間が読めない!

元中学教師の私は、毎日こんなことを思ってました。今忙しくて仕事に殺されそうになっている先生、あなただけじゃないです。

私の勤務例を紹介します!慰めになれば幸いです。笑

中学校勤務時の残業時間、180時間!?

端的に、残業時間の平均からいきましょう!

私はバレー部顧問時代、平日の残業時間だけで80時間は超えていました。

土日は毎日一日練習試合で、8時に会場入り、18時解散が平均だったから、一日約10時間は「残業」ですね。

一か月を4週間で考えると、
10時間(日)×2日(一週間分)×4週間=80時間

…ってことは、私一か月平均160時間くらい残業してたんですね。改めて数字にするとビックリです。

中学教師時代の平日の過ごし方(働き方)

180時間って、ほぼイコールで6日半くらいです。こんなに残業してたなんて悔しいし、効率悪すぎ!って思うけど、当時は当時なりに仕事を早く終えるように努力はしてました。
一日のスケジュールはこんな感じ。

6時50分 出勤完了(朝練のため、体育館の鍵を開ける)
~7時50分 朝練
~8時5分 職員打合せ
~12時30分 朝の会(学級)、あとは授業
~13時30分 お昼(もちろん生徒と給食。昼休みは生徒の見守り活動)
~15時30分 午後の授業、清掃、帰りの会
~17時30分 部活(季節によって終了時間は17時~18時30分の間で変動)
~21時 仕事

いや~…しんどかった!
定時の間は授業があるから動きづらいですよね。
空き時間に連絡帳(的な個人ノート)点検したり、授業準備したり、学級や学年のことやったり。
「さようなら」したらすぐ部活だから、定時は16時40分までだけど毎日当然残業だし。

最後の1年は陸上部顧問になって練習時間が格段に減ったから、かなり退勤は早くなりました。
ついでに、「辞めたい」気持ちが高まってからは「いかにラクして働くか」をモットーにしてたので、効率も上がった。笑

空コマの時間の使い方でかなり残業減らせるので、具体的な方法はこちらをご覧ください。
教師の仕事術:週案をフル活用したスケジュール管理方法

残業を減らしたい教師は3つの考え方を意識すべし!

私はずっと、「良い先生=生徒のためにたくさんやってあげる先生」だと思い込んでました。でも、これけっこう危ない考え方です。

私はわりと体が丈夫だからめったに体調崩さなかったけど、休みの日=寝込む日ってくらい、たまの休日にしわ寄せがきてて。今思えば体からのSOSだったんですね。

「このままでは体がもたない!」って思ってから、考え方を変えました。
どこまで徹底するかは職場環境(周りの先生の考え方とか)にもよるから各自で調整してほしいのですが、基本的に以下の3点を念頭に置いておくと、仕事がラクになるし、残業も減らせます!

その3点とは…
①「それ、本当にやらなきゃダメ?」
「いかに手を抜くかが大切である」
「他人にどう思われようと関係ない!」

です。かなりドギツい言葉なので、以下で説明します。笑

1:「それ、本当にやらなきゃダメ?」

教師の仕事って、明確に「ここからここまで」って定義がないじゃないですか。だから、仕事って増やしたいだけ増やせます。

そして、教師って「生徒のために」なんでもしてあげよう!丁寧にやってあげよう!って考えがちだから、仕事を減らすって考えにあまり行きつかないことが多いと思うんです。

でも、考えてみてください。なぜ仕事が定時で終わらないんでしょうか?


…答えは簡単。定時で終わるだけの量じゃないからです。


だから、「これ本当に必要なのかな?」「やらなかったら生徒(や保護者)が困るのかな?」って一度立ち止まるのが大事だと思います。

もちろん、学校や学年単位で動くことに、初任や3年目でバンバン意見するのは難しいし、取り合ってもらいづらいです。
でも、自分のクラスのことならけっこうできたりします。

例えば…

・掲示物へのコメント、いる?→スタンプや花丸とかで終わってもいいんじゃない?
・その掲示物、教師が作る必要ある?→生徒に手伝ってもらえば?(いらない可能性もある!)
・連絡帳、毎日全員から集める?→一日に2班ずつ回収でもいいかもよ?(学年主任とかに確認はした方がいい!)


学級は担任が裁量を持っていることが多いから、クラスのことなら業務削減しやすいです!

2:「いかに手を抜くかが大切である」

掲示物や授業プリントなどなど、こだわりだせばキリがないってことはたくさんあります。自分としても達成感があるし、生徒も喜ぶかもしれないし。

でも、達成感や喜ぶ姿じゃ健康になれないし、人生ハッピーになれません。少なくとも、この記事を読んでくれている人は「今疲れている」からここにいるはず。

民間企業に勤めている友人と話すと、「残業はしちゃダメ」「効率悪いと怒られる」のが当たり前なんですよね。

じゃあ、効率って何?って私も思って考えてみたんです。私なりの答えは、「最小限の仕事で最大限の効果を得ること」。100%を目指す必要はなくて、20%がんばって、80%効果があればいい。

だから、掲示物はレタリングとか気にしないし(気にするならワードやエクセルで打ち込んで印刷する)、授業プリントは全部同じフォントで打っちゃう。枠もかっこいいのとか使わず、テキストボックスの枠だけ。

細部にこだわらなければ、意外とパパっと終わることって多いです。

ちなみに、この辺の考え方はいろんな本を読んで仕入れました!オススメ本紹介はこちらです。
新任・若手教師に読んでほしい!教師力・社会人力をつけるおススメ本【元中学校教師アラサー女子より】

3:「他人にどう思われようと関係ない!」

最後に。いちばん大事なメッセージです。笑

学校って、定時退勤する先生に対して風当たりきつくないですか?私の元職場は「あの先生はおじいちゃんだからすぐ帰る。仕事しないんだから。」って声がちらほらありました。

でも、フツ~に考えて、定時分の仕事で給料もらってるんだから、定時で退勤するのが当然じゃないですか。この、「残業してなんぼ」って考え方、教育現場を去ってみるとめちゃくちゃ異常だと思います。

前述しましたが、企業に勤めてれば「残業しなきゃいけないなんて仕事ができない人だ」なんですよ。だから、やることやってればさっさと帰っていいし、年休取ったっていいんです。

でも、誰もギスギスした人間関係は望んでないと思うので、態度やコミュニケーション方法は大事ですね。
「え、定時で帰って何がいけないんですか?(逆ギレ)」みたいな態度だとバチバチになっちゃうので、「今日やらなきゃいけないこと終わったのでお先に失礼します!」って言うとか、定時内で「学年のことでやっておくことありますか?」って聞くとか、ちょっとした気遣いはしときましょう。笑

繰り返しになりますが、やること(自分のやらなきゃいけない仕事)さえ終わっていれば、帰っていいです。周りに明らかな迷惑をかけてなければ、問題ないですよ。ノイズ(雑音)はミュートしときましょ!

初任の時に知りたかった…仕事が早い若手教師の仕事術&コミュニケーション術

元気な先生が現場には必要!残業を減らしてハッピーに働こう!

silhouette photography of group of people jumping during golden time
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以上のような考え方に至ったのは、中3担任のとき、進路の書類やら連絡やらで自分なりにがんばりすぎて、入試前日に年休を取るってことが何回かあったからです。(情けない話ですが)

いざというときに、絶対がんばりたいってときに、変に疲れててがんばれないって方が自分もつらいし、職場にも迷惑かけちゃいます。

元気に、バリバリ働けるように、休むべき時は休んだ方がいいです。

定時退勤も手抜きも必要!がんばるために、罪悪感なくしっかり休みましょう!

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