こんにちは!
というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑
仕事が増える一方で終わる兆しが見えない…。どうしたら定時退勤に近づけるんだろう…。仕事を早く終えるにはどうしたらいいの?
こんな悩みに答える記事を書きました!この記事の信憑性は以下の通り。
教育学部卒でもなく、身内に教育関係者がいない私がとにかく早く帰りたい一心で身につけた、誰にでもできるちょっとした工夫を紹介します。
仕事が早い若手教師の仕事術&コミュニケーション術
以下でポイントを5つ説明します。とにかく簡単なので!ぜひ取り入れてください。
具体的なスケジュール管理術が知りたいという人は、こちらの記事をどうぞ。
教師の仕事術:週案をフル活用したスケジュール管理方法
1仕事術:早く帰っている先生の真似をする
自分の学年や同僚に、毎日定時退勤してるような人いませんか?
私にはいました。毎日定時退勤しているおじいちゃん先生!まあ、部活やってたら定時退勤って厳しいんですが、部活後すぐに帰ってる人も超お手本になります。
早く帰ってるお手本先生を見つけたら、その先生の行動を1週間くらい観察しましょう。要チェックなのは、授業の空き時間の使い方です。聞けるなら直接質問しちゃっていいと思います!
2コミュニケーション術:「今のうちに何をやっておいたらいいですか」
お手本先生や学年主任、教務主任などにするべき質問ナンバーワンがこれ。仕事が早い先生=見通しを持って働いている先生です。見通しを持つには、教育課程全体が見えている人に質問するのがいちばん。
学年主任は、学級担任経験者がほぼ100%なはず。だから、担任視点を持ちながら、学年主体の行事などを計画しています。大きな行事(旅行行事や職業体験など)はどんなに遅くても半年前くらいから動き出しているので、主任に「今のうちにやっておくべきこと」を聞けば、今後に余裕をもって仕事ができます。
教務主任はさらに大きな学校単位で教育課程を司る人です。学校全体の行事予定を網羅しているので、「この時期だからこそやっておくと今後ラクになること」だって知っています。
そして、お手本先生はだいたい先を見越して動いているものです。「今日の授業で使うからプリント作らなきゃ!」が超ビギナー先生なら、お手本先生は「来週・来月の学級で使う資料用意しよ~」って感じ。
お手本先生には、「今なんの仕事やってるんですか?」と聞くのもおすすめです。ちなみに、お手本先生を選ぶときには同じ立場(担任か副担任か)の人を選ぶといいです。自分に近い仕事をしているからこそ、すぐに実践できることを学べます。
3コミュニケーション術:「わからないので教えてください」
職員会議や学年会で自分に仕事が振られたとき、とりあえず「はい」って言うけど実際何をしていいのか全く見当がつかない…なんてことありませんか?私はこれでした。
そういうときにおすすめなのが、「わかりました。でも、具体的に何をしたらいいかイメージができないので教えてください。」というフレーズ。
私の経験なんですが、講師1年目、担任1~2年目は会議に出ても話が右から左に抜けていくだけで、全然理解できませんでした。これについて、3・4年目になってわかったのは、「経験がなかったから全体図が見えていなかった」ということ。
先輩教員たちは今までの経験があるから、Aという行事をするにはB、C、Dの準備が必要。Bをやるには△に気をつけないと生徒が暴走する。みたいな一連の流れが頭に入っているんです。だから、話がポンポン進む。でも、若手教師にはこの「経験値」がないからわからないのも当然なんです。
職員会議のような大きな場だと言いづらいですが、学年会や指導部会のような小規模な会議なら「わからないから教えてください」って言いやすいし、周りの先生も快く答えてくれるはずです。
4仕事術:作ったプリントは共有する
これは、学級・道徳・総合や授業準備のときにできること。自分が使うために作ったプリントを周りと共有することのメリットは2つあります。①プリントのクオリティが上がること、②周りの先生からプリントのシェアをしてもらえるようになることです。
特に②が大事で、シェア文化が育つと「これ作ったけどいる?これから印刷するからいるなら一緒に刷っとくよ!」なんてことも頻繁に起きます。
私は自分の学年の英語の授業をおじいちゃん先生と2人で担当していたんですが、最初におじいちゃん先生が「さおり先生、このプリント僕作ったけどいる?」って聞いてくれました。この一言がきっかけで英語科プリントシェア文化が育ったと思っています。笑
最終的に本文プリントは私が担当、単語練習プリントはおじいちゃん先生が担当といった分担制になりましたが、一人で全部やるより断然ラクです。みんなの負担を軽くするためにも、超おすすめです。
5最重要!変なプライドは捨てる
最後にして最大のポイントは、「できなくて当たり前」と思うこと。そして、できない・わからないから人に教えてもらうという姿勢を持つことです。
というのも、私がプライドエベレスト級なタイプで「できません」なんて恥ずかしいし、なめられそうで言えなかったからなんですが…。笑
正規採用2年目から教科や学年で後輩ができました。先輩という立場になって思ったのは、「締め切り間近になってやっぱりわからないって言われるくらいならもっと早く言ってほしかった・・・!」ということ。
私も締め切り前日に「これどうやったらいいんですか・・・」って質問したことは数知れずありましたが、先輩からしたら「なんで今まで放っておいたの!!」ってなりますよね。だから、わからないって言っても大丈夫だし、さっさと助けを求めた方が先輩だってラクなんです。
自信を持って、「わからない」を主張しましょう。そして、教えてもらったら「ありがとうございます!」とニコっとお礼を伝えましょう。
先輩の仕事術から学ぶためにも、コミュニケーション術を身につけよう!
ちょっとした一言や行動で仕事はびっくりするくらい早く終わるようになります。もちろん、経験を積まないと得られない見地もたくさんありますが、だからこそテクニックでどうにかできることは対処してしまいましょう。
私は退職する年の最後の学年集会で「この学年に入ってから、わかりません、できませんって言えるようになりました。」って話をしました。この話をしたあと、仕事バリバリのお母さん先生(30代)が「さおり先生、本当に成長したよね」って言ってくれたんです。
残念ながらこの考えにたどり着くまで4~5年かかりましたが、これを読んでくださっている先生方は今からでも遅くありません!ぜひ意識して仕事してみてくださいね!
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