中学で学級崩壊させないために若手担任が絶対やるべき5項目

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children sitting on brown chairs inside the classroom学級担任
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さおり
さおり

こんにちは!

  • 大卒
  • 公立中学校英語科講師(1年)
  • 公立中学校英語科教諭(4年)
  • 退職(2019年)
  • ワーホリ(トロント)(2019年~2020年)
  • オンライン塾講師&副業(2020年~2021年)
  • webライティング副業&派遣社員(コピーライター採用)で民間デビュー(2021年~)

というちょっと変わった経歴!
好きなことを楽しくやって生きているさおりです!笑

最近学級が崩れてきている気がする。担任としてどうしたら学級崩壊を防げる?
学級崩壊だけは避けたい。経験がない若手でもできることはある?

学級崩壊は担任として最も避けたいことの一つですよね。でも、若手だからこそ経験がなくて生徒にも舐められやすいのも事実です。

そこで、この記事では経験年数なんて関係ない!だれでもできる学級崩壊を防ぐ5項目を紹介します。中高の若手教師向け記事です。

その必須5項目はこちら。

若手教師でもできる、学級崩壊を防ぐ超簡単な5項目

1:目を見て挨拶
2:ごみを積極的に拾う
3:掃除は生徒と一緒にやる
4:生徒と過ごす時間を意図的に作る
5:教科担当、副担任、学年主任などと連携する

以下で詳しく説明します。

中学で学級崩壊させないために若手担任が絶対やるべき5項目

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私は大学を出て1年目は講師として中3の副担任、その後採用されて中2→中3の持ち上がりクラスの担任を2周しました。

正式採用された先の学校が、私が赴任する数年前まで県内でもトップクラスの「超荒れてる中学校」だったらしく、初めて担任を持つときには周りの中堅~ベテランの先生方から生徒指導の在り方や学級崩壊させないための指導法などをたくさん教わりました。(正直「崩壊させるなよ」というプレッシャーの方が大きかったですが…笑)

そんな私が、先輩方から学んで実践した中学で学級崩壊させないための担任ができる予防策を5つに絞って紹介します。

1:目を見て挨拶

大人も子どもも、挨拶は人間関係の基本です。朝なら「おはよう」、2時間目以降でも「こんにちは」と生徒の目を見て言いましょう。笑顔で言えればパーフェクトです!

そもそも、生徒には「挨拶しよう」って言っておきながら大人(教員)が挨拶しないのはおかしいですよね。中学生ってそういうところにすごく敏感で、「あいつ人にはいろいろ言うくせに自分は手本になってないよな」ってよく言います。

目を見て挨拶することで、教師から「私はあなたを認識してますよ」というメッセージを暗に伝えることもできるので、挨拶は必ず目を見てしましょう。

さらに一歩進めるなら、「○○さん、おはよう!」のように名前を呼んであげると尚良いです!名前を呼ぶことで親密性を高めることにもつながり、信頼関係が生まれやすくなります。

2:ごみを積極的に拾う

超ベテラン教師から聞いたんですが、荒れているクラスの特徴は「学級に愛着がない」ことだそう。愛着がないから、教室が汚くても気にしない、掲示物がはがれていてもどうでもいいし、ごみがその辺に落ちててもなんとも思わないようになってしまうとのこと。

担任として、学級は学校における家のような場所です。ゴミが落ちていたら自分の部屋にゴミが落ちていると思いなさいと先輩方によく言われました。

担任から「私はこのクラスを大切に思っているし、汚れていたら悲しい」というメッセージを伝えるために、床にゴミがあれば必ず拾いましょう。

私は教室だけでなく、廊下や授業先の教室内でゴミがあっても拾うようにしていました。授業中、床に何か落ちていたら「ごめん、そこに何か落ちてる気がするから拾ってもらっていい?」と生徒にも伝えました。

教室のきれいさ=学級のバロメーターです。ごみは必ず拾いましょう!

3:掃除は生徒と一緒にやる

上記と関連しますが、掃除は生徒の手本となるように、一緒に楽しくやりましょう。

清掃は生徒のテンションが最も上がらない学校の活動の一つ。だからこそ、せめて生徒がやりがいを感じて掃除できるよう、一緒にやりながら「ここきれいになったね」「ここを今日は重点的にやってほしい」などと声かけしましょう。

掃除の最後に生徒が集合して挨拶するなら、その日の評価を一言で伝えるといいです。「おかげできれいになったよ」とか、「あそこはまだ汚いから明日も頼むね」などと言うと、生徒は「見てくれてるんだ」という感情を持つし、自分たちの活動に価値を見出せます。

清掃監督が多い、範囲が広くてなかなか見切れないという場合には一緒に清掃するのは難しいですよね。そういうときは、今日の重点チェックポイントを決めるといいです。今日はこの場所をゆっくり見てから他に行くという風に意識するだけで、生徒の様子を普段より意識して見られるようになります。

4:生徒と過ごす時間を意図的に作る

学級崩壊を防ぐいちばんのポイントは、生徒をよく観察して、理解することです。そして、生徒から信頼されれば自ずと生徒は担任についていきます。

生徒から信頼されるために必要なのは、生徒と一緒に過ごす時間をなるべく多くとることです。これは対生徒だけでなく、大人同士でも同じです。よく知らない人のことを急に信頼しろと言われても難しいですよね。

では、具体的にどうやって生徒との時間を増やしたらいいの?って思いますよね。簡単にできる方法は、休み時間に生徒の中に入っていくことです。教室で静かに過ごす子とお話したり、外で駆け回る元気っ子と一緒に遊んでみたり、日替わりでいろんな生徒とコミュニケーションをとると良いですよ。

私が勤務していた学校は、基本的にいつ、どの授業でも教員は誰でも出入りできました。生徒指導をしやすくするための方策だそうです。私はこれを利用して、自分のクラスの子の普段の授業の様子を見に行っていました。そうすることで、生徒のがんばっていることや上手くいっていないことが直接わかるようになりました。

5:教科担当、副担任、学年主任などと連携する

いくら学級担任と言えど、自分の力だけで学級をまとめるのは難しいです。特に経験がない若手教師は、自分と相性が悪い生徒にどう対応していいかわからないことだってたくさんありますよね。

先輩方も、同じように経験が浅い時代があったのできっとその気持ちをわかってくれるはずです。相談しやすい先輩方、学級に関わってくれている先生方に「うちのクラス最近授業どうですか?」と近況を聞きましょう。私がよくあったのは、私の授業では態度が悪い子が、他の先生の授業ではしっかりやっていたということ。単純に相性もあるだろうし、「何を言うか」ではなく「誰が言うか」が問題なときもあります。

なるべくたくさんの先生の目で学級を見てもらい、クラスの生徒たちの良いところ、課題などを複数の目を通して把握するようにしましょう。そうすることで、「国語の先生が今日の授業中すごくよかったって褒めてたよ」などと間接的にでも生徒をほめられることが増えます。

困ったときは人に頼る。指導は複数で、が学級経営や生徒指導では大切です。

経験値の浅い若手担任でも、中学の学級崩壊は防げます!

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若手教師でもできる、学級崩壊を防ぐ超簡単な5項目

1:目を見て挨拶
2:ごみを積極的に拾う
3:掃除は生徒と一緒にやる
4:生徒と過ごす時間を意図的に作る
5:教科担当、副担任、学年主任などと連携する

この5つを日頃から意識して、退勤時に「今日はどれだけできたかな」と振り返ることを習慣にするだけで、学級の様子が少し変わると思います。もしくは、クラスを見る自分の目が変わるはずです。

中学生は斜めから見てくる生徒もいますが、担任として「気にかけてるよ」という無言のアピールを続けることで生徒に愛情が伝わります。

生徒との良好な関係を築いて、生徒も担任もハッピーな学級をつくりましょう!

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